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2015年6月11日 (木)

H小学校 6月 朝の読み聞かせ 3年1組 つくりばなしでしょ?

 今年度H小学校は朝の読み聞かせの枠が減ってしまった。なんと一クラス1年に1回。昨日は中学年の日で、わたしは3年2組の担当だった。

プログラム
 おはなし へびの食い合い 日本の昔話
 絵本 トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)  ジェラルド・ローズ作 ふしみみさお訳 岩波書店
 絵本 くるりんぱ〈1〉だーれ? (くるりんぱ (1))  マルタン作 フレーベル館

 教室に入るとびろーんと広がって座っているので、「もっとよって」と声をかけると今度はぎゅうぎゅうにつめているので「隣の子にさわらないよう」と注意する。なんだかとっても元気のいい子たちだ。お話を始めると、初めはまだ隣の子をつついたりしていたのだが、ヘビがサルやらキツネやら食べる……というあたりから、なんだかおもしろいことをいいだしたと思ったようで、聞きはじめた。へびとへびが食う合うところでは、口をあむあむやっている子もいる。おしまいになると「えーっ、本当のはなし? 作り話でしょ?」というので「むかしむかしの話よ」と言っておいた。
 おはなしで注意をひくことができたこともあり、『トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)』も、とても熱心に聞いてくれた。終わると「おもしろーい」「これはつくり話だよね」という。「ふふっ」とわらってごまかした。時間が余ったので『くるりんぱ〈1〉だーれ? (くるりんぱ (1))』を。これも、単純なのだが、とても喜んでくれた。
 全部終わると数人の子たちが絵本を見に来て、どこにあるの?と聞いてきた。「図書館の本館だよ」というと「ひまわり号(図書館の巡回車のこと)にあるかなあ」という「頼めばきっと持ってきてくれるよ」と伝えた。
 さて、こんなに子どもたちが喜んでくれたので、わたしはなんだか舞い上がってしまったようだ。廊下を歩いていると後ろから先生が追ってくる。なんとわたしは絵本以外のカバン、水筒、日傘をみんな教室においてきてしまっていたのだ。ひゃ~恥ずかしい! きっと子どもたちも大笑いしたんだろうな。

    

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