4月の朝の読み聞かせ 1年2組 言葉の響きを楽しむ1年生
1年生には、おととい、おはなし広場で出会ったばかりだが、今日は1年2組で。はじめての朝の読み聞かせなので、きっと始まるまで時間がかかるだろうなと覚悟していった。でも、子どもたちは先生の指示通りによく動いて、はじまりの鐘のほんの少し後に入れてもらえた。
プログラム
絵本 おおきなたまご (たまごのほん)
寺村輝夫文 和歌山静子絵 あかね書房
おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
『おおきなたまご (たまごのほん)』は短くて、1年生には幼稚すぎるかなとも思った、初めての読み聞かせなので楽しめるものをと選んだ。子どもたちは「こけこっこー」の響きが面白いらしく、「こけこっこー」と読むたびに大きな笑い声をたてる。そして大きなたまごが木になると大歓声。こんなに喜ぶとは意外だった。しめしめ、この調子でおはなしも喜んでもらえると思ったが、甘かった。「へそまがり」という言葉で笑い声があがったものの、あとはみんなで笑って楽しむというころまでいかない。ただ、物語を面白がっている子、言葉のリズムを楽しんでいる子が数人いるのはわかった。先生の方をちらちらと見ている子も何人かいる。
まだ小学校にはいって1週間の子どもたち、新しいことずくめで、なにをするのも緊張。どうしていいかわからずに、先生の指示がたよりなのだ。わかりやすい絵本は楽しむことができる。でも、お話を想像して聞く余裕はまだないのだ。
また、1組でも、擬音で笑い声があがったそうだ。そういえば、おはなし広場でも詩の「たんぽぽ」の「たたんぽ」「ぽぽんた」「ぽんたぽ」「ぽたぽん」を喜んだ。1年生はとくに音の響きを楽しむのかもしれない。
来年度ははじめは、絵本ばかりにしようかなー。それとも、もっとわかりやすい、小さな小さなお話、擬音をいかしたお話をしてみるか……考えておこう。
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