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Sキッズクラブ 2月のストーリーテリングによるおはなし会 子どもたちの声を聞きながら語るのを楽しむ

 明日は節分ということで、今日クラブでは豆まき合戦が予定されていて、その準備に先生方が大わらわだった。部屋の後ろには段ボールでくった赤鬼と青鬼が仁王立ちしている。
 実は、昨年もその行事と重なり、おはなし会のことが忘れられていて、私たちがでかけていったものの「きょうはおはなし会はできません」と、きっぱり断られたことがある。今年は「節分が近いけれど大丈夫ですよね」と念を押して予定を決めたので、まさかまた……と、心配した。でも、今年は「おはなしにきました」というと、「ああ、そうでした。少しまってください」と、おはなしの体勢を作ってくださった。子どもたちは、楽しい行事を前そわそわしている感じだ。

プログラム
 ねずみのすもう 日本の昔話
 はらぺこピエトリン イタリアの昔話
 だんだん飲み 日本の昔話

「ねずみのすもう」のときは、よく知っているお話でもあるので、落ち着かなくて、あまりしっかり聞くことができない。そのなかで語り手はよく語ったと思う。素晴らしい。
 でも、「はらぺこピエトリン」になったら、子どもたちの聞き方が俄然変わってきた。反応のいい子が一人いて、まず、ピエトリンがお母さんに食べてはいけないといわれたニョッキを食べたところで「えーっ」と声をあげ、それから、子どもたちがはらはらしながらも面白がって笑う、いい雰囲気になった。語り手も、とても調子よく語って、最後まで子どもたちを面白がらせた。
 最後はわたし。すこし気分を変えようと背伸びをさせたら、子どもたちが余計にだらんとしてしまい、これは失敗。子どもたちが静かになるのを待っていると「静かにしようよ」という声が子どもたちの中から……。ありがとう。これではじめた。子どもたちは、このお話も、「うえー。気持ち悪いっ」「うそー」「また同じことするんだ(和尚さんのところへ亭主がききにいく)」と、面白がって聞いてくれた。鬼を亭主が飲んでしまうと、「もう、飲むものがないぞ」という子がいて、豆が出てくると、「そういうことかー」と笑った。わたしも、子どもたちの声を聞きながら語るのを楽しめた。

 私たちがかえるときには、子どもたちは豆まきの真っ最中。鬼のおなかにペットボトルでつくった器があって、そこに豆をいれて、赤鬼と青鬼のグループで競うのだ。この行事があるので、いつもより来ている子が多いとのこと(ふだんなら親が仕事がお休みで家にいたら休む子も来ている)。子どもたちが楽しみにしている行事だもの。来年は重ならないように予定を組みたい。

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