2月の朝の読み聞かせ 5年2組 決めるときは決められる
高学年は、1学期に一度だけ。そのせいか、朝の読み聞かせのことを子どもたちは忘れているようで、教室のそばまで行くと元気な声が聞こえてきた。廊下には、数人が教室からはみだして、隣のクラスの子も入り混じってなにやら楽しそうに話している。それでも、私たちの姿をみると、準備を始めてくれた。
わたしは、始業のチャイムが鳴ったころ教室へ。もち時間は10分。そして用意していたお話も10分。いつもは簡単な絵本から始めるが、すぐにお話に入った。
おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話
始まる前のわいわいがやがやから、うってかわって真剣な顔で聞いてくれたのが、嬉しい。あんまりよく聞いてくれるので、また、わたしは少し緊張気味に……何度もリラックスを心がけた。とちゅう、遅れてきた子が入ってくるなどで、ちょっぴり気がそれてしまいそうになったけれど、まあまあかな。王女が小人をやりこめるところで、にやっとわらう子も。小人が壮絶な最期を遂げるラストは、今日は重くならないように語ったつもりだったけれど、どうかなあ。「おしまい」といっても、しばらくしーん。そしてはくしゅ。
終わってから担任の先生から、「はじまりがうるさくてすみません」との言葉があったけれど、いえいえ、とんでもない。元気だけれど、決めるときは決められる素敵なクラスでした。来年は6年生。楽しみです!
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