１月の朝の読み聞かせ １年２組 インフルエンザ注意報

　今年小学校での初めてのおはなし会。とっても寒い朝だ。
　教室に入るのと、ありがたいことにストーブがたいてあって、加湿器もフル稼働している。その中で、こどもたちがこじーんまりと座っている。「なんだか人数すくなくないですか？」と聞くと、「インフルエンザで３人休んでいます」って！　ただでさえ人数の少ない今年の１年生だから、３人いないと本当に少なく感じる。でも、少人数って、子どもたちとの距離が近くて好き。

プログラム
　絵本　あけましておめでとう (ピーマン村の絵本たち) 　中川ひろたか文　村上康成絵　童心社
　おはなし　ついでにペロリ　デンマークの昔話

　しかしっ！！　おとなしい今年の1年生。体調が悪いのだろうか、反応がない。『あけましておめでとう (ピーマン村の絵本たち) 　』で、お正月にどんなことをしたか、子どもたちと話そうと思ったのだが、「おせち食べた？」「お雑煮たべた？」「年賀状とどいた？」と声をかけても、数人が頷くだけ。さびしかった。そのままお話へ。おはなしも、乗ってきてくれない。数人がにこにこするものの、笑い声を立てる子もいない。今日は、お友達がインフルエンザでたくさんお休みしているし、病気明けの子もいるかもしれないし、みんな元気がないのだろうか。
　ついつい、つまんないなあなんて、思ってしまうのだけれど、それは、こっちの勝手な思い。期待する反応がかえってこなくても、子どもたちはちゃんと聞いていたのだもの。その姿を認めなくちゃ……とまだまだ、わたしの修行は足りない。