D保育園 年長さん 4回目 いっしょにおはなしを楽しむ
午後はD保育園へ。前回、廊下側が気になって子どもたちが集中しなかったので、今回は、廊下に背を向けて座ってもらう。
プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ
おはなし てぶくろ ウクライナの昔話
手遊び だいこん漬け *
おはなし 屋根がチーズでできた家 スウェーデンの昔話 *
おしまいのうた ろうそくぱっ *
「てぶくろ」が始まると子どもたちは、「知っている~」。それでも、動物が1匹ずつ入っていくと、そのたびにええー!と驚きの声を上げた。その声がどんどんクレッシェンドしていく。オオカミが入ると、「大変だあ」、クマが来ると「もう無理だよ~」、「入れてあげない~」など、さまざまなことを言ってくれた。こんなに想像して、反応がいいのは、初めてだ。
手遊びは、昨日ちょうど園でだいこんの漬物をしたというので、やってみた。子どもたちはこのわらべ歌を知っていて、喜んでやってくれる。「じゃあ、大根の他に何をつけようか?」と聞くと、「にんじん」「きゅうり」そして、なんと「ブロッコリー」「キムチ」まで、大笑いしながら漬物をして、食べる真似をして終えた。あまり楽しくて、次のおはなしの前に静かになるのに少し時間がかかった。先生が注意され、わたしも「またお話をするからお口はチャック」というと、しんと静かになった。
「屋根がチーズでできた家」は、やはり子どもを食べてしまうトロル女にびっくりしたようで、静まり返った。だが、そのあとの反応が実にすばらしかった。トロル女が兄さんにしわれるままに行動し、だされることをけらけら笑い、兄さんの機転を満足そうに聞いた。そして、最後を予測した。「ヘンゼルとグレーテル」といっしょだとの声。朝の2年生も反応がよかったけれど、それよりさらに感度がいい感じ。まだ年長さんなのに!! 私も子どもたちと一緒になって満足しながら語れた。
たぶん今年の年長さんが特別おはなしの聞けるクラスなのだと思う。前回だけ、なんか落ち着きがなかったが、それは、卒園者が突然遊びにきていたのだと園長先生に教えられた。そうかー、そんな些細なことと大人には思えることで、もう聴き方に違いが出てくるのだ。
さて、次回はいよいよ最後。また一緒にお話を楽しめますように。
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