最近のトラックバック

« 11月のおはなし広場 静かにきく学年 | トップページ | K市立図書館本館 11月のおはなし会 »

A小学校秋の図書館祭 衝撃の半日!

昨日はA小学校秋の図書館祭

 毎年春に呼ばれていたのだが、今年は学校の事情で秋に行われることになり、内容も変わった。昨年度までは、外部ボランティアが主体で、学校ボランティアと合同でブログラムを作っていたが、今年度は学校ボランティアが主体。外部ボランティアは45分のうち初めの20分間をいただいて、あとは学校ボランティアが読み聞かせとお楽しみをする。お楽しみは低学年はエリック・カール『できるかな?―あたまからつまさきまで 』のCD音楽に合わせたダンス、高学年は難しい漢字クイズだ。私自身は、以前学校ボランティアの演目をきいてから、それに合わせた絵本やおはなしを選んでいたので、それと比べるとずいぶん自由に選べて楽だった。
 学校の控室の戸をあけると、動物のコスチュームをきた人が数人……まず驚くやら笑えるやら。でも、低学年の部屋には最初からその姿のまま入るときいて、また驚き、ちょっと困ったなと思ってしまった。子どもたち、お話よりそちらに気を取られないだろうか……。しかし、わたしは外部ボランティア、なにもいえないと、すこし気が重い、さて実際には……

 

まずは1年1組
 学校ボランティアはタヌキとブタ。子どもたちの数人が廊下にでてきたが、先生に呼ばれて戻った

プログラム
そらこ
 絵本 プアー (あかちゃんの絵本シリーズ)  長新太作 和田誠しあげ 福音館書店
 絵本 しろねこしろちゃん (幼児絵本シリーズ)  森佐智子文 MAYA MAXX絵 福音館書店 
 おはなし ホットケーキ ノルウェーの昔話
 絵本 どうぶつ しりとりえほん -新装版- 薮内正幸作 岩崎書店
学校ボランティア
 絵本 きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集) 長谷川摂子文 降矢なな絵 福音館書店  
 絵本 はなのあなのはなし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)  やぎゅうげんいちろう作 福音館書店
 ダンス できるかな?―あたまからつまさきまで エリック・カール作 工藤直子訳 偕成社

 子どもたちは、嬉しくてたまらない様子で、どれも楽しんでくれた。『しろねこしろちゃん (幼児絵本シリーズ)』のときはしんとなって聞き、「ホットケーキ」はよく笑い、『』では、大声でしりとりをし、『はなのあなのはなし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん) 』では、楽しい読み方で、また声をたてて笑った。ダンスは大騒ぎになった。でも、先生がうまく子どもたちをコントロールしてくださったので、楽しく終わった。
 そのなか、私はなぜかひどく緊張し、「ホットケーキ」で集中できない。同じことを2度いったような気がするし、あとから付け加えたりもした。それでも、子どもたちは本当によく笑ってくれて、助かった。十八番の話をなぜ、平常心で語れなかったのだろうか。動物コスチュームに気をのまれただうろか。逆に子どもたちは、動物コスチュームで気持ちが高まり、よりお話を楽しめたように思う。なんのことはない、コスチュームに気をとられたのは私だけ……。

    

次は2年1組
 ここではひとりの学校ボランティアが牛、もうひとりは普通の服だった。

プログラム
そらこ
 おはなし 3びきの子ブタ イギリスの昔話
 絵本 あっ、ひっかかった (児童書)  オリヴァー・ジェファーズ作 青山南訳 徳間書店
学校ボランティア
 絵本 どこいったん  ジョン・クラッセン作 長谷川義史訳 クレヨンハウス
 ダンス できるかな?―あたまからつまさきまで エリック・カール作 工藤直子訳 偕成社
 絵本 うそ・つき  木曽秀夫作 フレーベル館
 絵本 うしはどこでも「モー!」 エレン・スラスキー・ワインスティーン文 ケネス・アンダーソン絵 桂 かい枝訳 鈴木出版

 2年生になると、やはり少し落ち着いた感じで、私も落ち着いてできた。
「3びきの子ブタ」は、やはり初めのふたりの子ブタが食べられるのを驚いて、それを不満に思う子がいた。それでも、よく聞いてくれた。
どこいったん』は、2人で読んだ。面白く読んだので笑い声があがったが、子どもたちはオチをわかったかどうか? ダンスは走るところで大混乱になってしまった。そのなか、まったくしない子もいる。私は1年生といっしょにしてダンスを覚えていたから、前よりはうまくできた。

    

最後は6年2組
 高学年はコスチュームがなくて、私としては、ほっとした。

そらこ
 絵本 バナナじけん  高畠那生作 BL出版
 おはなし お話を知らなかった若者 アイルランドの昔話
 絵本 メアリー・スミス  アンドレア・ユーレン作 千葉茂樹訳 光村教育図書
学校ボランティア
 絵本 はっきよい畑場所 (講談社の創作絵本)  かがくいひろし作 講談社
 クイズ

おはなし「お話を知らなかった若者」をしているとき、ものすごーく子どもが真剣に聞いているのがわかって、わたしもどんどん集中して語った。ところが、それとともにめっちゃくちゃに緊張してきて胸がどきどきするは、めまいがしそうになるは……でも最後まで集中して語り終えて安堵。それがいけなかった。次の『メアリー・スミス』は何度も読み間違えて、ぼろぼろになってしまった。
 そのあと『はっきよい畑場所 (講談社の創作絵本) 』は、気が安らぐ読み方をされて、子どもたちといっしょに私も癒された。
 最後のクイズは、「型にはまるやり方は嫌い」とおっしゃる方が、子どもたちを4チームにわけて、それぞれのチームに問題とヒントを出せて、違うチームが答えるという方式でやった。「馴鹿(トナカイ)」「海扇(ホタテがい)」「翻車魚(マンボウ)」「柳葉魚(シシャモ)」「寄居虫(ヤドカリ)」など、私も知らないものばかりで、頭をひねった。子どもたちが意外とよく当てるのには驚いた。あっという間に終業の鐘がなり、終わりとなった。

    

 午後に私は別用があったので、簡単な挨拶をして学校をあとにした。なにかさびしい。毎年の高揚感、満足感が得られない。
 なぜだろう。
 毎年の読み聞かせについて先輩方々から教わった通り、ある意味型どおりのおはなし会をしてきた私にとっては、昨日は衝撃だったのだ。子どもを楽しませたいとはりきるお母様方の若いエネルギーに圧倒され、自分のなかの常識というか価値観というかをひっくり返されたような、自分の古臭さや硬さを感じたような……しかし、かたくなに自分のやり方を信じたいとも思う。いろいろなやり方があっていいと思う……でもまだ、もやもやしている。

« 11月のおはなし広場 静かにきく学年 | トップページ | K市立図書館本館 11月のおはなし会 »

おはなし会いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/148116/60689240

この記事へのトラックバック一覧です: A小学校秋の図書館祭 衝撃の半日!:

« 11月のおはなし広場 静かにきく学年 | トップページ | K市立図書館本館 11月のおはなし会 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Amazonアソシエイト

  • 野はら花文庫は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • Amazon、Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
無料ブログはココログ