Ｋ第二幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 ２回目 あなとおにばば

　今月は、秋のストーリーテリング月間といった感じ。今週は３日連続で、中日の今日はＫ第２幼稚園へ。昨日の寒さとうってかわって、汗ばむほどの暖かさ。遊戯室に集まった80人近くの年長さんたちはみな、額に汗をにじませている。

プログラム
　はじまりのうた　ろうそくぱっ
　おはなし　あなのはなし　マラリーク作
　手遊び　いもにめがでて　*
　おはなし　三枚のお札　日本の昔話　*
　おしまいのうた　ろうそくぱっ　*

　きちんとならんで待っていてくれた子どもたち。はじめの「あなのはなし」をよく聞いていた。あな、ドーナツ、カエルと仲間が増えていくと指を折って数えている子がいる。最後のおちもよくわかったようで、ええーっといって笑っていた。
　わたしの「三枚のお札」も、「知っている～」とおなじみの反応。でも、鬼婆が出るあたりか、真剣に聞いている。後半の「たかずくたかずく……」「ひくずくひくずく……」の唱え言葉のところでは、くすくす笑いあう子も。鬼婆が大きくなって天井につかえて降りてくるというところでは、天井をにらんでから首を曲げる子がいておもしろかった。そしておちで、嬉しそうに笑ってくれた子もいた。
　おはなしが終わって、先生がなんの話だった？と聞くと、「あな！」「おにばば！」との返事。今日が楽しいおはなしの時間として心に残ってくれますように。