朝の読み聞かせ ４年２組 プログラムの順番

　今月の朝の読み聞かせも引き続いて４年生。クラスが違うので同じプログラムを準備した。

プログラム
　絵本　あっ、ひっかかった (児童書)　オリヴァー ジェファーズ作　青山南訳　徳間書店　
　おはなし　頭に柿の木　日本の昔話
　絵本　へんしんするゆび　宇田敦子作 　寄藤文平デザイン　かがくのとも2014.03　福音館書店　

『あっ、ひっかかった (児童書)』は、１組の子もよろこんだが、それよりもっと反応がいい。よしっと思ってお話に行くが、とたんにしーん。あらあら。くすりと笑う子すらいない。あまりしゅんとしているので、申し訳なくて、楽しんでもらおうと「へんしんするゆび」を大慌てでやって見せた。これは興味を持ってくれたようで、ほっとする。

　でも、どうして「頭に柿の木」を、今年はおもしろがってもらえないのだろう……語り方がわるいのだろうか……それにしても、これほど反応がないのはおかしい……とつらつら考えて、もしかしたら、プログラムがいけないのではと思った。『あっ、ひっかかった (児童書)』の面白さが突き抜けているために、「頭に柿の木」の面白さが小さくなってしまうのだ。もっと、さらっとした絵本を前に持っていったらよかったのかもしれない。

　プログラムの順番、とっても大事だ。