K第2幼稚園年長さん 1回目 同じプログラム、違う反応
昨日から梅雨入りで、きょうは降ったりやんだり。ちょうど晴れ間がさしたときに出かけてラッキーだった。
年に3回いっているK第2幼稚園、今年度の1回目。遊戯室に白い夏制服でずらっと並んだ子たちは100人近くて、圧倒させられる。この園は毎年、子どもの数がふえている。それというのも、ここ数年で隣市に開発された団地の子たちが、市境を越えて通ってきているから。その一方で、校区内の団地は少しずつ高年齢化がすすんでいて(わたしもその一人よ~ん)、南K小学校の人数は減り続け、今年の1年生はなんと50人台。南K小学校はK第2幼稚園と道をはさんだまむかい。以前はK第2幼稚園のほとんど全員が南K小学校にあがり、他に保育園、別の幼稚園の子もきていたから、小学校の方が人数が多かったのに、完全に逆転していたのだと、今日初めて気がついた。(もう数年前からそうなのに、気づくのが遅すぎ……)
プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ *
おはなし 世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作 *
わらべうた&手遊び ふくすけさん *
おはなし ついでにぺろり デンマークの昔話
おしまいのうた ろうそくぱっ
ものすごい多人数だと思ったので、「みなさん、おばさんの顔見えますか? 声きこえますか?」と確認してから始めた。楽しみにしていてくたのだろうか?「ろうそくぱっ」の
はじまりの歌からねにこにこしてやってくれた。
「世界でいちばんきれいな声」は、いままでやったなかで、いちばん反応がよかったように思う。「子ガモが~といえるでしょうか?」と語りかけると「できない」といい、おかしな鳴きまねをすると笑う。そのあと、子ガモがとても悲しくなると、その筋にもついてきた感じで、最後に上手に鳴けるとにこにこっとする。短いお話だけれど、とても充実して終われた。手遊びも、わらべうたを最初からいっしょに歌おうとしてくれた。「知っているの?」と聞くと、「知らない」。すごいっと思う。
「ついでにペロリ」は、前の話と雰囲気が変わるから、すこし理解が難しいのだろうか。わかって、つぎはどうなるかと聞いている子と、ぽけっとしている子がいる。でも、よく聞いていたように思う。
このプログラムは、実は、ほぼ毎年同じ。年長さんのはじめてのお話。でも、反応は、毎年違っている。こちらの語りも変わっているかもしれないが、その学年のカラーがある。あと2回のお話が楽しみだ。
←出典本
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