4月のひよこちゃん
気持ちのいい天気、暑くも寒くもなく、外遊びにもってこいの日、ということなのか、今日来てくれたのは、常連のKくんとおかあさん。2歳のKくんは絵本は大好きだけれど、照れ屋さん。後ろをむいて座ったりするのだけれど、絵本を読み始めるとじっと見てくれる。
プログラム
導入 ちょうちょうひらひら
絵本 ちびゴリラのちびちび ルース・ボーンスタイ作 いわたみみ訳 ほるぷ出版
絵本 おててがでたよ―くつくつあるけのほん2 (福音館 あかちゃんの絵本)
林明子作 福音館書店
手遊び あたまはてんてんてん まどみちお詩
絵本 ブルブル ブブブー にごまりこ作 こどものとも0.1.2.2009.1号 福音館書店
絵本 ここよ ここよ (0.1.2.えほん)
かんだとしこ文 やぶうちまさゆき絵 福音館書店
紙芝居 これなになに 山本祐司作 教育画劇
紙芝居 みんなでぽん! (ひろがるせかい) (まついのりこ・かみしばいひろがるせかい)
まついのりこ作 童心社
わらべうた さよならさんかく またきてしかく
Kくんはとてもたくさん絵本を読んでもらっているようなので、もしかしたら『ちびゴリラのちびちび』も理解できるかなと思って読んでみた。絵本の隅から隅までじーっとみて聞いていた。きりんがでてくると「きりんさん」、ぞうの親子がでてくると「ぞうのあかちゃん」と言ったりする。うーーむ、まだストーリーまではわからなかったかもしれない。『おててがでたよ―くつくつあるけのほん2 (福音館 あかちゃんの絵本)』もじっと見ていた。「あんよはどこかな?」というと、困ったような顔をして、でてくるとにっこり笑い。分ってくれたと思う。
「あたまはてんてんてん」は、まどさんの詩なので、やりたかったのだが、Kくんは照れちゃって、ぐねぐねしちゃってやらない。お母さんとわたしたちがやることになった。お母さんにまどさんの詩であることを紹介した。
次の絵本がはじまるとKくんはまた背筋をしゃんと伸ばして絵本に見入った。『ブルブル ブブブー』は、いろいろな動物が車に乗っている。Kくんにはわからない動物もあるけれど、「カバトラック」なんて声をだして、楽しそうに見ていた。『ここよ ここよ (0.1.2.えほん)』もいろいろな動物を声に出していってくれた。赤ちゃんもちゃんと見つけている。ペンギンのあしもとに赤ちゃんが見えていると、「あかちゃんが生まれたよ」と教えてくれて、観察眼がすごいなと思った。
紙芝居のころになると、てれやさんもすっかりなじんできて、舞台の扉をあけるのも閉めるのも、やってくれた。「みんなでぽん」のときも、ちゃんと手をたたいて、おはなしの行方をしっかり見ていた。
おはなし会が終わった手と、何度も「ばいばい」をして帰っていった。
ひとりのおはなし会はすこしさびしいけれど、ああして楽しんでくだされば、花丸!
←3歳ぐらいからのほうがいいかな。
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