Ｈ小学校 朝の読み聞かせ ６年１組 すてきな明日を

　隣の校区の小学校、こちらも今年度最後の読み聞かせ。放送で合唱曲が流れ、そのあとに教室に入った。

プログラム

　絵本　バナナじけん 　高畠那生作　ＢＬ出版　　 　
　おはなし　馬方やまんば　日本の昔話
　詩の朗読　「あした」『あしたのあたしはあたらしいあたし 』（石津ちひろ詩　大橋歩絵　理論社）より

　実はこのクラスの担任の先生が、以前わたしの校区にいらっしゃって大変お世話になっていたので、ものすごーん緊張してしまった。それが、わたしのとってもちっちゃなところなのだけれど……こればかりは、自分でもどうしようもない。
『バナナじけん』は、いつもどおり子どもたちが喜んでくれて、わたしもまずまず。「馬方やまんば」は馬方の説明をするところから始めたのだが、牛方の説明もあわせてしたため、そして、自分が牛方やまんばもよく語るために、語っていて、ふいに、「うん？　牛方じゃなかったよね。馬方でよかったよね」と思ってしまい、さらに「やまんば」と「馬方」を言い間違えそうになったりもした。一応はちゃんと語れたと思うのだけれど、そんなんで集中していなくて、自分の中では散々なできになってしまった。それでも、子どもたちは、おもしろいところでは笑い、そうでないところも興味を持って聞いてくれていて、本当に感謝です。
　最後は卒業する子どもたちに、明日に願いをこめて読んでみた。最後に「あたしのあたらしい明日」をつくってねというと、ぽかんとする子、にこっとする子、いろいろだった。どうぞ、子どもたちが、すてきな明日をつくっていけますように。