3月のK図書館分館おはなし会 思ったことを口に出す
昨日(土曜日)のおはなし会。3組のきょうだいとお母さん2人が来てくださった。そのなかで男の子はひとり、赤ちゃんひとり。赤ちゃん以外の子が1列にくっついてずらって並んで聞いてくれた。
プログラム
手袋シアター つんつんつくし *
絵本 どんぐり
エドワード・ギブス作 谷川俊太郎訳 光村教育図書 *
絵本 いろいろおふろはいり隊! 穂高順也文 西村敏雄絵 教育画劇 *
わらべうた ずくぼんじょ *
絵本 ミルクこぼしちゃだめよ!
スティーヴン・デイヴィーズ文 クリストファー・コー絵 福本友美子訳 ほるぷ出版 *
紙芝居 ブーくんとおひなさま 小沢正脚本 加藤晃画 教育画劇 *
エプロンシアター カレーラーメン
たったひとりの男の子(2歳くらい)は、おしゃべりがしたくてたまらない。『どんぐり』ではどんぐりもらったよとか、。紙芝居では、言葉があやふやでよくわからなかったが、たぶん妹のおひなさまのことを話してくれた。どの本もじっとみて聞いてくれた。ずくぽんじょのわらべ歌を歌いながら、手のひらを合わせた手を少しずつ上げていって遊んだのだが、それもとても楽しそうにやってくれて、嬉しくなる。男の子は「ロケット、ロケット!」と繰り返した。たしかに、つくしを見たことのなかったら、わからないなと思う。そういう意味でつくしの絵本を見せてからこの手遊びをするのもいいかもしれない。
エプロンシアターでは、演じ手といっしょにカレーを作った。なんのお肉を入れる?と聞くと、「しゃぶしゃぶ」と言って笑わせてくれる。カレールーは「辛口? 中辛? 甘口?」と聞くと全員が「甘口」だった。やっぱりそうなんだ! 料理をして急にお母さんの料理を思い出したのだろう。ひとりの女の子が、「おかあさんは、コロッケが下手だからもう作らないんだって」と言う。ドキッとしたけれど、その後ろでお母さんはにこにこ。こうして子どものことを受け入れてあげられるから、子どもはのびのびと話せるんだなと思った。
無邪気に思ったことを口にだす子どもたちといると、こちらまで心が自由になる。ありがとう!!
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