2月のひよこちゃん 小さな子の感性
春を呼ぶ雨が降っている。みんな同じ、2歳くらいの3組の親子が来てくれた。それぞれがちょこんと座って聞いてくれる。
プログラム
手袋シアター つんつんつくし *
絵本 にこにこおかお (めんこいあかちゃん)
とよたかずひこ作 アリス館
絵本 ふっふっふー (もこちゃんチャイルド)
いなばまさおみ チャイルド本社
わらべうた どうどうめぐり/ずくぼんじょ *
絵本 ね、こっちむいて (こどものとも0.1.2. 2010.10) わたりむつこ作 福音館書店 *
絵本 しろ、あか、きいろ (こどもがはじめてであう絵本 かたちセット) (ブルーナのたのしいべんきょう (2))
ディック・ブルーナー作 松岡享子絵 福音館書店 *
紙芝居 わっ!びっくり 宮﨑二美枝脚本 本信公久絵 教育画劇
紙芝居 ぶるるん ぷっぷー にへいたもつ作 いのうえちひろ絵 教育画劇
わらべうた さよならあんころもち またきなこ *
2組は常連さん。もうひとりは初めのうち場の雰囲気に慣れなくて、お母さんにぴったりくっついて、私たちが顔を見ると、後ろに隠れてしまう。でも、わらべうたのずくぽんじょあたりから、少しずつ元気がでてきて、紙芝居の『ぶるるん ぷっぷー』では、「ぶたさん!」と声をあげて楽しめるようになった。
『ふっふっふー (もこちゃんチャイルド) 』では、ふーっとふいて風車を回したり、ろうそくを消したりするのだが、2歳の子たちはまだふーっと強くふけないのだろうか、読み手が「ふーっとしてみて」と誘うと、よわよわしくふ~としている。このろうそくの絵を見て「ろうそく」という言葉をまだ知らなくて、「ケーキにのっているの」とKちゃんがいってほほえましかった。紙芝居『わっ!びっくり』では、男の子が少しのヒントで「クレヨン」と描かれている絵を当てたので驚いた。わたしなんて、ぜんぜんわからなかったのに……わっ!びっくりだ。この紙芝居を見たことがあるのか、小さな子の持つ感性なのか。
最後に「さよならあんころもち またきなこ」をしておしまいに。これが、とても気に入ったようで、おはなし会のあとも、かわいい声の「さよならあんころもち またきなこ」が何度も聞こえた。
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