雨の日のお昼休みのおはなし会 5回目 ロング昼休みで、声がかれかれ。
小学校は昨日、始業式で、今日から普通の日程。そして雨。今年はじめてのお昼休みのおはなし会になった。
時間ぎりぎりに部屋へ行くと、もう1年生の女の子たちが数人きていて、「あれ? いないよ」と言っていた。「遅くなってごめんね~。これから始めるからね」と用意して始めた。男の子たちや2年生も集まってきて20人くらいになった。
読んだ本
よふかしにんじゃ
バーバラ・ダ・コスタ文 エド・ヤング絵 長谷川義史訳 光村教育図書
おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)
こいでやすこ作 福音館書店
ひとまねこざる (岩波の子どもの本)
H.A. レイ作 光吉夏弥訳 岩波書店
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
長谷川義史作 BL出版
「ニャオ」とウシがなきました
エマ・ドッド作 青山南訳 光村教育図書
なにをかこうかな
マーグレット&H.A. レイ作 中川健蔵訳 文化出版局
おちゃのじかんにきたとら
ジュディス・カー作 晴海耕平訳 童話館出版
初めの『よふかしにんじゃ』は教頭先生がいらしたせいもあり、みんなきちんと座って聞いていた。忍者が何をするのかドキドキ。そして意外なオチにえ?という顔をして「みじかっ」の声。教頭先生が部屋からでていかれると急に前に出てくる子やら、隣と話す子やら。それでも『おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)』を読み始めると、しんと静まり返って、物語に入ったようだ。なかなか、よく聞いてくれるので気をよくしてさらに長い『ひとまねこざる (岩波の子どもの本)』。これも、おさるのジョージを知っていることもあるだろうけれど、とてもよく聞いていた。でも、さすがに子どもたは疲れてきた。私が持ってきた本の中から『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』のリクエストがあったので読む。さて……「ひい、ひい……」の読み方をどうするか。子どもたちは省略を許してくれず、みんなで初めのうちは「ひいひい……」と読んだのだが、そのうちそれも疲れて、ひとりの子がもういいからと言い出して、どんどんページをめくって終わることとなった。きちんと読み方を考えずに本を持っていったことに反省だ。このあたりで、遊びに行きたい子は外へでて、10人位が残った。この辺でやめておけば良かったかもしれないが、今日の水曜日はロング昼休みで50分もある。子どもたちが、つぎはこれ、つぎはこれと、持ってくるのでさらに3冊も読んでしまった。声はかれかれ。『おちゃのじかんにきたとら』の時についにチャイムがなって大急ぎで読み終わった。
子どもたちは「ありがとう」とお礼を言って帰っていく。ああ、うれしい。
さて、今日読んだのは、古い作品が多いのだが、子どもたちは、聞きはじめるととても真剣になって聞く。いいものは(たとえ図書館の閉架に入っていても)古びない。
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