« あけましておめでとうございます | トップページ | H小学校 朝の読み聞かせ 支援クラス 静かに聞ける。 »

2014年1月 8日 (水)

雨の日のお昼休みのおはなし会 5回目 ロング昼休みで、声がかれかれ。

 小学校は昨日、始業式で、今日から普通の日程。そして雨。今年はじめてのお昼休みのおはなし会になった。
 時間ぎりぎりに部屋へ行くと、もう1年生の女の子たちが数人きていて、「あれ? いないよ」と言っていた。「遅くなってごめんね~。これから始めるからね」と用意して始めた。男の子たちや2年生も集まってきて20人くらいになった。

読んだ本
 よふかしにんじゃ  バーバラ・ダ・コスタ文 エド・ヤング絵 長谷川義史訳 光村教育図書
 おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)  こいでやすこ作 福音館書店
 ひとまねこざる (岩波の子どもの本)  H.A. レイ作 光吉夏弥訳 岩波書店
 おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん  長谷川義史作 BL出版
 「ニャオ」とウシがなきました  エマ・ドッド作 青山南訳 光村教育図書
 なにをかこうかな  マーグレット&H.A. レイ作 中川健蔵訳 文化出版局
 おちゃのじかんにきたとら  ジュディス・カー作 晴海耕平訳 童話館出版

 初めの『よふかしにんじゃ』は教頭先生がいらしたせいもあり、みんなきちんと座って聞いていた。忍者が何をするのかドキドキ。そして意外なオチにえ?という顔をして「みじかっ」の声。教頭先生が部屋からでていかれると急に前に出てくる子やら、隣と話す子やら。それでも『おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)』を読み始めると、しんと静まり返って、物語に入ったようだ。なかなか、よく聞いてくれるので気をよくしてさらに長い『ひとまねこざる (岩波の子どもの本)』。これも、おさるのジョージを知っていることもあるだろうけれど、とてもよく聞いていた。でも、さすがに子どもたは疲れてきた。私が持ってきた本の中から『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』のリクエストがあったので読む。さて……「ひい、ひい……」の読み方をどうするか。子どもたちは省略を許してくれず、みんなで初めのうちは「ひいひい……」と読んだのだが、そのうちそれも疲れて、ひとりの子がもういいからと言い出して、どんどんページをめくって終わることとなった。きちんと読み方を考えずに本を持っていったことに反省だ。このあたりで、遊びに行きたい子は外へでて、10人位が残った。この辺でやめておけば良かったかもしれないが、今日の水曜日はロング昼休みで50分もある。子どもたちが、つぎはこれ、つぎはこれと、持ってくるのでさらに3冊も読んでしまった。声はかれかれ。『おちゃのじかんにきたとら』の時についにチャイムがなって大急ぎで読み終わった。
 子どもたちは「ありがとう」とお礼を言って帰っていく。ああ、うれしい。

 さて、今日読んだのは、古い作品が多いのだが、子どもたちは、聞きはじめるととても真剣になって聞く。いいものは(たとえ図書館の閉架に入っていても)古びない。

  

;

« あけましておめでとうございます | トップページ | H小学校 朝の読み聞かせ 支援クラス 静かに聞ける。 »

雨の日のお昼休みおはなし会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« あけましておめでとうございます | トップページ | H小学校 朝の読み聞かせ 支援クラス 静かに聞ける。 »

Amazonアソシエイト

  • 野はら花文庫は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • Amazon、Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

NetGalley 本の応援団

  • グッドレビュアー
  • プロフェッショナルな読者