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2014年1月10日 (金)

H小学校 朝の読み聞かせ 支援クラス 静かに聞ける。

 今朝はこの冬でいちばんの冷え込み。でも、クラスでは、すでにストーブをたいてくださっていて、ありがたかった。支援クラスは1年生から6年生までで9名。前に1~3年生までの5名、後ろに4~6年生までの4名がすわって聞いてくれた。

プログラム
 絵本 はぐ (幼児絵本シリーズ)  佐々木マキ作 福音館書店
 絵本 おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)  こいでやすこ作 福音館書店
 絵本 くるりんぱ〈1〉だーれ? (くるりんぱ (1))  マルタン作 フレーベル館

 実は、支援クラスで読むのは初めて。年齢差も大きいし、個性の幅も広い。どんな絵本を読んだらいいのか、迷いに迷った。『はぐ (幼児絵本シリーズ)』は、繰り返しでてくる「ハグ」という言葉に喜ぶ子、ハグするふたりの意外な取り合わせをおもしろがる子、ハグする姿を笑う子と、さまざまな反応をみせ、みんな楽しんでくれたように思う。終わると「みじか」というので「次は長いよ」といって『おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)』。これは、だいたい7分ほどかかる。ストーリーが1本通っていて、ゆきだるま、ゆきぼうずと興味をひくものがあって、大きなクライマックスがある。中して聞ける本だと思って選んだ。でも、長めなのが心配……。途中で飽きたという顔をしそうな子もいたのだが、終盤にはちゃんと絵本にもどってきて、しっかり聞いてくれた。穏やかなラストを読み終わり、ほっと、安堵の一瞬だった。すこし時間が余ったので『くるりんぱ〈1〉だーれ? (くるりんぱ (1)) 』。くるりとひっくりかえすと違う絵がでてくる絵本だ。全ページは多いので、わかりなすそうなものを選んでおいて見せた。大きな子は、ひっくり返す前に答えがわかり、小さな子たちも、大きな子につれられて答えを考える。そうして答えがわかるのが嬉しそうだった。もうすこしたくさんのページを見せてもよかったかもしれない。
 とにもかくにも、喜んでもらえたみたいで、よかった、よかった。

       

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