H小学校 朝の読み聞かせ 支援クラス 静かに聞ける。
今朝はこの冬でいちばんの冷え込み。でも、クラスでは、すでにストーブをたいてくださっていて、ありがたかった。支援クラスは1年生から6年生までで9名。前に1~3年生までの5名、後ろに4~6年生までの4名がすわって聞いてくれた。
プログラム
絵本 はぐ (幼児絵本シリーズ)
佐々木マキ作 福音館書店
絵本 おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)
こいでやすこ作 福音館書店
絵本 くるりんぱ〈1〉だーれ? (くるりんぱ (1))
マルタン作 フレーベル館
実は、支援クラスで読むのは初めて。年齢差も大きいし、個性の幅も広い。どんな絵本を読んだらいいのか、迷いに迷った。『はぐ (幼児絵本シリーズ)』は、繰り返しでてくる「ハグ」という言葉に喜ぶ子、ハグするふたりの意外な取り合わせをおもしろがる子、ハグする姿を笑う子と、さまざまな反応をみせ、みんな楽しんでくれたように思う。終わると「みじか」というので「次は長いよ」といって『おおさむ こさむ (こどものとも傑作集)』。これは、だいたい7分ほどかかる。ストーリーが1本通っていて、ゆきだるま、ゆきぼうずと興味をひくものがあって、大きなクライマックスがある。中して聞ける本だと思って選んだ。でも、長めなのが心配……。途中で飽きたという顔をしそうな子もいたのだが、終盤にはちゃんと絵本にもどってきて、しっかり聞いてくれた。穏やかなラストを読み終わり、ほっと、安堵の一瞬だった。すこし時間が余ったので『くるりんぱ〈1〉だーれ? (くるりんぱ (1)) 』。くるりとひっくりかえすと違う絵がでてくる絵本だ。全ページは多いので、わかりなすそうなものを選んでおいて見せた。大きな子は、ひっくり返す前に答えがわかり、小さな子たちも、大きな子につれられて答えを考える。そうして答えがわかるのが嬉しそうだった。もうすこしたくさんのページを見せてもよかったかもしれない。
とにもかくにも、喜んでもらえたみたいで、よかった、よかった。
« 雨の日のお昼休みのおはなし会 5回目 ロング昼休みで、声がかれかれ。 | トップページ | H保育園 年長さん 成長を感じる2回目 »
「おはなし会いろいろ」カテゴリの記事
- H児童センター 未満児さん おはなし会 お母さん方がすごい!!(2023.06.15)
- I南小学校 朝の読み聞かせ 4年3組 (2022.06.23)
- I南小学校 朝の読み聞かせ 4年2組 語りなれたお話から(2022.06.09)
- I南小学校 朝の読み聞かせ 1年3組 やっと……(2021.12.09)
- H小学校 朝の読み聞かせ 4年1組 「北風に会いにいった少年」最後はうまくいくんだね(2020.02.14)
« 雨の日のお昼休みのおはなし会 5回目 ロング昼休みで、声がかれかれ。 | トップページ | H保育園 年長さん 成長を感じる2回目 »
コメント