« 12月のK図書館分館おはなし会 子どもたちからの贈りもの | トップページ | S幼稚園 年長さん とてもいい聞き手たち  »

2013年12月12日 (木)

I南小学校 朝の読み聞かせ 6年1組 自分のおはなしをもちたい

 いよいよ、冬がきた。寒いっ!!
 教室では、先生がストーブをたいて下った。

プログラム
 絵本 これなーんだ? のむらさやか文 ムラタ有子絵 福音館書店 こどものとも0.1.2. 2005.05月号
 おはなし ルンペルシュテイルツヘン グリムの昔話

『これなーんだ?』は、赤ちゃん絵本だけれど、発想が楽しくて、大きな子も、一生懸命考えてくれる。お話の前の和みの本として使った。「これなーんだ」と聞くと、だれかが答えると「ああそうか」と納得し、わいわい言いながら、見てくれた。
「ルンペルシュティルツヘン」もよく聞いていた。11月に語ったばかりなので、わたしも、安心して語れる。ただ、ちょうど最後のいちばんの山のところで、遅れた子がはいってきて、張りつめた空気がゆらめいてしまっのたが残念。でも、ま、それはそれで、仕方がない。
 終わると先生から「覚えるのにどのくらいかかったのですか?」と聞かれた。覚えたのはずいぶん前のことだから、ぜんぜん覚えていない……と答えに困り、てきとうに(ごめんなさい)「1か月くらいです」と答えた。同じおはなしを何度も語っていると、覚えたことすら忘れちゃっている。そのうち、もとからなぜか知っていたなんて思いだすかも。でも、そこまで語りこめたら、自分のおはなしになったといえる。そういう自分のおはなし――覚えた言葉をいうのではなく、自分のなかにある物語を語るおはなしを、数は少なくてかまわないから、持っていたい。

     

« 12月のK図書館分館おはなし会 子どもたちからの贈りもの | トップページ | S幼稚園 年長さん とてもいい聞き手たち  »

おはなし会いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 12月のK図書館分館おはなし会 子どもたちからの贈りもの | トップページ | S幼稚園 年長さん とてもいい聞き手たち  »

Amazonアソシエイト

  • 野はら花文庫は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • Amazon、Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

NetGalley 本の応援団

  • グッドレビュアー
  • プロフェッショナルな読者