Ｄ保育園年長さん ３回目 眠い眠い

　午後からは、Ｄ保育園へ。園ではもうクリスマスツリーの準備をしていた。はやいなあ。プログラムは先週のＫ第２幼稚園とまったく同じだ。

プログラム
　はじまりのうた　ろうそくぱっ　*
　おはなし　なら梨とり　日本の昔話　*
　わらべうた＆手遊び　いもにめがで　*
　おはなし　おばあさんとブタ　イギリスの昔話
　おしまいのうた　ろうそくぱっ

「なら梨とり」は、そんなにむずかしいお話ではないが、言葉に方言や聞きなれない言葉があるので、出だしをとくにゆっくりと語ってみた。子どもたちは、どこまでわかっているかはわからないが、よく聞いている。くりかえしが多くて、リズムが心地良いお話で、少しずつ、眠そうにする子もでてきた。だんだんもじもじと動く子がでてきたのだが、三郎が沼の主にのみこまれようとするところから、子どもたちの動きがぴたっと止まった。聞かないようでいて、ちゃんときいていたのだと思う。
「おばあさんとブタ」も、くりかえし部分が長くて、眠くなる子がたくさんいた。ところが、最後にいっきに、さかのぼってくるところになると、「ハハハ……」と笑いだす子がいた。語り終わって、語り手が「みんな眠かったけれど、最後でわらってくれて嬉しかったよ」というと、その子が「最後のところろが面白いから目がさめちゃった」と言って、笑わせてくれた。
　午後のおはなしは、どうしても眠くなる。リズムのいいおはなしはよけいに眠いかもしれない。そのなかで、少しでも楽しんでくれたらいいのだけれど……。