11月のひよこちゃん またきてね
寒くなってきた。小さな子たちが、もこもこの服をきてもふわふわがついた靴を履いて、お母さんに手をひかれてちょこちょこ歩いているのは、とってもかわいらしい。そんな姿を見せて初めに1組の親子。それからまもなくもう1組。この2組で始まって、途中から赤ちゃんの親子が2組、終わりがけに来年はそろそろ幼稚園かなというSちゃんがおばあちゃんが来てくれて、全部で5組になった。
プログラム
わらべうた にぎりぱっちりたてよこひよこ/おおかぜこい *
絵本 おっぱい いっぱい のんだ こは 木坂涼文 飯野まき絵 こどものとも0.1.2. 2011.04号 福音館書店
絵本 おかいものおかいもの
さいとうしのぶ作 ひさかたチャイルド
わらべうた だいこんづけ *
絵本 くっついた
三浦太郎作 こぐま社 *
わらべうた どうどうめぐり *
絵本 ぽんちんばん 柿木原政広作 こどものとも0.1.2. 2010.11号 福音館書店 *
紙芝居 こてんぐちゃん (2011年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)
長野ヒデ子作 童心社
紙芝居 おしっこおしっこ 浅沼とおる作 教育画劇
紙芝居 うどんくんとおそばちゃん (年少向けおひさまこんにちは)
とよたかずひこ作 童心社
2番目に来た子は、今日が初めて。お話のへやの知らない人たちや雰囲気が慣れないのだろう。おかあさんに何度も「もう帰ろう」と言っている。
『おっぱい いっぱい のんだ こは』で、動物たちがお母さんに抱っこされてるのをみると、初めに来た子が「おかあさんのおひざにすわる」といって、お母さんに引っ付いた。そこで、この本を読み終わったあとは、こどもだけの席は無しにして、みんなおかあさんのおひざに座ってもらった。
「もう帰ろう」と言い続けていた子は、『おかいものおかいもの』で、読み手が、「品物を買い物カートに入れて」ひとりひとりの前に絵本をもっていったときも、わらべうたで遊ぶときも、なじめなくて、お母さんに手をとってもらってなんとかやっていた。それでも、少しずつ、「もう帰ろう」という声がでなくなり、絵本をじっと見つめるようになった。そして『くっついた』のときには、絵を見て、「ぞうさん」と言えるようになった。歩き出したばっかりの子は、「くつついた」と読むたびに前にでてきて、絵本にさわっていく。その笑顔のすてきなこと。
紙芝居になると1番年長のSちゃんの出番。紙芝居のはじまりと終わりに、舞台の扉を開け、閉めする係をしてしてくれた。いつもは紙芝居は2つなのだが、あんまりよく聞いてくれているので3つ。お母さんが楽しみつつ、子どもたちに伝えていて、とても素敵だった。
おはなし会が終わって、「もう帰ろう」と言っていた子に「またきてね」というと、「またきてね」「またきてね」と何度も繰り返し言ってくれた。楽しくて安心できる場所なんだとわかってくれたのかな。また来てね。
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←楽しい紙芝居
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