H保育園 年中さん てんこ盛りすぎました!!
薄暗くてあやしい天気だと思っていたら、園につくころ、しとしとと降り出した。秋の雨は冷たい。でも、子どもたちは元気だ。
プログラム
わらべうた どんぐりころちゃん *
絵本 アリのおでかけ (こどもMOEのえほん)
西村敏雄作 白泉社 *
童話 おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)
赤羽末吉作 福音館書店
パネルシアター ばけくらべ
絵本 おてらのつねこさん わらべうたの「おてらのつねこさん」より (日本傑作絵本シリーズ)
やぎゅうげんいちろう作 福音館書店
手遊び 元気な手 元気のない手 *
紙芝居 まいごになったソック (ともだちだいすき)
すとう あさえ脚本 松成真理子画 童心社 *
この園からの依頼は、ストーリーテリング(年長)も、絵本の読み聞かせ(年中)も何年かぶり。年長さんのストーリーテリングの時はまだ夏休み前ということもあって、あまり聞けなかったので、ちょっと心してでかけた。
どのおはなしも、始まりはざわつき、数人があちこち歩き回ったりするのだが、途中からは、大部分の子がしっかり聞いてくれた。ただ、プログラムがてんこ盛りすぎたので、40分と長くなってしまい、最後の2つは、始まるときに「ねえ、まだやるの?」と不満の声もあがった。先生のおはなしでは、普段は絵本をひとつ読むことはあっても、続けて何冊も読んだりしないとのこと。子どもたちにはかなりきつかったかも。それでも、おはなしが始まれば、よく聞いてくれたのだから、まあまあ、いい本を選べたのだと思う。
『おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)』は、大きなおいもが何ページにもわたって続くところで(このページをめくることを利用した表し方、すごいっ!!)驚きの声が上がって、いちぱんもりあがった。次にもりあがったのはおならのところ。おならは、不滅のテーマだ。『おてらのつねこさん わらべうたの「おてらのつねこさん」より (日本傑作絵本シリーズ)』は、聞いているとくすぐられたようにこそばゆくなってくる、わらべうたの絵本。実際に自分の腕で「かいだんのぼって」をやってみたり、隣の子をくすぐったりしている子がいた。最後の紙芝居『まいごになったソック (ともだちだいすき)』のときには、かなり疲れた様子だった。でも、意外にも、真剣な顔で聞いてくれた。子どもに共感できる内容なのだろう。
おはなし会が終わって職員室にいると、歩き回ってあまり聞いていなさそうに見えた子がふらふらときて私の顔を見ると、「くつした」といってくれた。ああ、ちゃんと聞いていて、心のどこかに残ったんだと、嬉しかった。
この園はもう1回行く予定。私が行けるかどうかはわからないけれど、成長が楽しみだ。
←秋にぴったり
←色の使い方が斬新
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