10月のひよこちゃん 絵本・わらべうた・実体験
台風の影響ではっきりしない天気が続いている。そんな中図書館に来てくれたのは、3組の親子。男の子1人に女の子2人。どの子も2才くらいだ。
プログラム
絵本 ペンギンたいそう 齊藤槙作 こどものとも0.1.2. 2013年10月号 福音館書店 *
絵本 ぐるぐるちゃん (福音館あかちゃんの絵本)
長江青作 福音館書店
わらべうた どんぐりころちゃん *
どうどうめぐり *
絵本 とうさんあそぼう絵本(1) たかいたかいして (講談社の幼児えほん)
藤本ともひこ作 講談社 *
絵本 いろいろバス
tuperatupera作 大日本図書*
紙芝居 こんにちは (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)
内田麟太郎脚本 山本祐司画 童心社
紙芝居 はい、タッチ (2011年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)
とよたかずひこ作 童心社
まずは、みんな仲良くなるためにぺんぎん体操を。お母さんも一緒にやってくださるので、子どもたちも楽しくやっている。頭をおなかにくっつけるのはできないなあ。
それでは、と座って絵本『ぐるぐるちゃん (福音館あかちゃんの絵本)』へ。どんぐりがでてくると、りすのたべるどんぐりを、男の子が絵本からつまんでお母さんに食べさせる真似をする。この子が、活発で、いろいろなところに興味がいき、動き回ったかと思うと、絵本に反応する。おしゃべるもたっしゃだ。「どんぐりころちゃん」では、わたしからどんぐりを奪い、真似して見せてくれた。すごいっ! さらに「となりのトトロ」に出てくるどんぐりのことを一生懸命話してくれた。これまた、すごいっ! どんぐりが強く印象に残っているのだろう。どんぐりが気に入ったようで、ずっと手に握って離さず、おはなし会の間中、思い出しては「どんぐり、どんぐり」といっていた。
ひよこちゃんタイムにして、いつもより大きな子たちなので、『いろいろバス』を読んでみた。いろいろな色のバスに乗ったり下りたりするものがちゃんとわかる。おもしろかったのは、黒いバスから影が降りてくるとき、「おとうさんだ」と男の子がいったこと。出勤するお父さんの姿が重なったのかな?
紙芝居の『こんにちは (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!) 』でも、動物を当ててくれた。ブタがでてくると「3匹の子ブタ」といったのに驚いた。ブタも、実際に見るより、絵本(あるいはアニメかな?)で馴染んでいるのだろう。
ところで、どんぐり。おはなし会が終わっても、男の子は離さない。片づけをしていると、男の子が「どんぐり拾いにいくから」と嬉しそうにいって、返しにきたので、「ありがとう」といってありがたく受け取った。お母さんに「持っていってもいいですよ」と伝えてあったが、お母さんとしてはそういうわけにはいかず、策を考えられたのだろう。とても素敵だ。絵本やわらべうたから体験へ。体験から絵本、わらべうたへと行き来しながら、世界が広げていってほしい。
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