8月のひよこちゃん 実体験と絵本
今朝は、ほんの一瞬、ざーっと降り、すずしい朝を迎えたのだが、その後すぐに、からっと晴れ、じりじりと照りつける、相変わらずの暑い日となった。
そのせいか、図書館にもたくさんの人。おはなし会にも、子ども8人、大人5人とたくさん、集まってくれた。
プログラム
わらべうた じーじーばぁ *
にぎりぱっちり *
絵本 ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)
駒形克己作 福音館書店 *
絵本 どうぶつこんにちは F・ヤールブソワ案・絵 児島宏子文 こどものとも0.1.2.(2012.07) 福音館書店 *
わらべうた にぎりぱっちり *
絵本 サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)
小西英子作 福音館書店 *
手遊び たまごをぽんとわりまして *
絵本 むしさんどこいくの? (とことこえほん)
得田之久作 童心社 *
紙芝居 おむすびくん とよたかずひこ作 童心社
紙芝居 ゴロゴロゴロン とよたかずひこ作 童心社
「じーじーばぁ」は、シフォン布をつかっておこなった。いちばん前にすわっていた1歳くらいの子が、私が、ばぁと顔を出すたびに、笑ってくれる。そのあとの「にぎりぱっちり」も子どもたちをひきつけた。絵本になると、なかなか見てくれない。それでも、ページをめくのたがる子、音をくりかえしていう子がいる。『どうぶつこんにちは』はなじみの動物がいるので、反応がいい。ヤギさんがちょっとわからなかった様子だ。そのあとのサンドイッチは、数人の子がきれいな絵に寄ってきた。最後は、みんなで一緒に食べる真似をした。2、3歳の男の子がいたので『むしさんどこいくの? (とことこえほん) 』を読んでみたが、あまり反応がない。虫は、まだあまり触れていないのだろうか。実物を見て、本を見て、また、実物を見て……と、世界を広げてほしい。「たまごをぽんとわりまして」の手遊びは、どの子も(自分でできない子はお母さんがいっしょにやって)楽しそうにやってくれた。
気持ちを切り替えてはじまった紙芝居。おにぎりは、なんだかぴんと来ないようだった。演じ手の方は、小さな子たちには、サンドイッチの方がおなじみなのかなとおっしゃっていた。どうなのだろう……。最後の『ゴロゴロゴロン』は付き添いできていた小学校2年生の子が、「ぼくはあかちゃんじゃないぞ」と言いながらも、楽しんでいた。
今日は、どの絵本の時も、子どもたちははじめから最後まで集中するということはなく、見ては離れ、見ては離れの繰り返し。小さな子たちだから、こんなものと思う。でも、日によっては、とても小さな子どもたちがみんなして、集中している日もある。その違いは、どこから生まれるのだろう。いろんな要素が、たまたま良い方に重なる日とばらけてしまう日があるのだろうけれど……。
←野菜、卵がとってもおいしそう
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