雨の日の昼休みのおはなし会 1回目 こじんまり、このぐらいの人数がいい
今年はじめてのお昼休みのおはなし会。例年は1年生の担任の先生に声掛けしたりするのだが、今年は、クラスがまだ落ち着かず、先生方も苦労されているようなので、特別に声をかけず、全校放送で呼び掛けてもらうだけにした。
来てくれたのは、2年生の子が7人くらい。1人の子は、いつも静かにはいってきて、最後までじっと聞いてくれたMちゃんだ。
読んだ本
マッチうりのしょうじょ やなぎや けいこ文 林静一絵 キンダーむかしばなしライブラリー フレーベル館
たぬきくんとことりちゃん
サトシン文 中谷靖彦絵 アリス館 *
いばらひめ 矢崎節夫文 新井苑子絵 キンダーむかしばなしライブラリー フレーベル館
ピンク、ぺっこん
村上康成作 徳間書店 *
『マッチうりのしょうじょ』は、MちゃんとSくんのふたりで聞いてくれた。初めは、ふざけていたSくんも、話が進むにつれて、聞くようになってきた。この絵本が終わったころ、他の子たちが入ってきた。『たぬきくんとことりちゃん』はタヌキが「た」をぬいた言葉、小鳥が「こ」をぬいた言葉をいい、本当はなんの言葉が当てていくもの(たとえば「こぶ」は「こぶた」)。すぐに当てられるだろうと思っていたけれど、ひとり勘のいい子がほとんど当てただけで、ほかの子は苦戦していた。ふーん、2年生って、このぐらいなんだとちょっと驚く。
女の子たちが気に入ったのが『いばらひめ』。美しい絵で、お姫様にうっとりしている。子どもたちは「オーロラ姫とおんなじだよ」と教えてくれた。ディズニーで、グリムの昔話とは違う。でも、もう、これはこれで別の作品になってしまっているのだ。
逆に男の子がにじり寄って、見てくれたのが『ピンク、ぺっこん』。美しい絵のなかで、命のために食べている厳しい生き物の世界を感じとってくれればと思う。
これからも、細々と読んでいけたらと思う。1年生も、もう少し落ち着いて、余裕ができたら、放送をきいて、自分からきっと来てくれるだろう。
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