朝の読み聞かせ 1年1組 ま、はじめはこんなものでしょう。
今年度の朝の読み聞かせは、1年1組から。隣のクラス(1年2組)に校長先生がいらしていて、部屋をでて、私たちの前を通るとき、「今年の1年生はちょっとやんちゃですのでよろしくお願いします」といって、行かれた。
さて、教室に入ると、あらあら、なかなか並べない。3分の2ほどの子は座っているけれど、ほかの子が後ろの机の間に入ったりしている。私の顔を見ると、「エプロンシアターして~」という子も。でも、まあ、だいたいの子が並ぶことができて始めた。
プログラム
絵本 あしたのぼくは… (みやにしたつやのえほん) みやにしたつや作 ポプラ社
おはなし 鳥呑爺 日本の昔話
登校時に泣いている1年生を見ているので、これから大きくなるんだよ。大きくなるってすごいね、嬉しいね。という気持ちを感じてほしくて、選んだ『あしたのぼくは… (みやにしたつやのえほん)』。最初のうちは、なんだかちゃちゃを入れてくるので、負けないように、元気よく読んだ。だんだん、絵本の内容がおもしろくなって、今できないことが明日できるようになることを、予想して楽しみながら聞けるようになった。ラストのおかあさんがでてくると、ちょっぴりしんみり。おかあさんがやっぱり恋しいんだね。おはなしの方も、やはり、ちゃちゃを入れてくる子がいる。それでも、3分の2くらいはよく聞いていた。最後まで聞けない子が一人。まあ、仕方ない。はじめはこんなものでしょうと思う。語り終わると、鳥がかわいそう、という子がいた。こういう感想を言う子は初めてだ。
しかし、隣のクラスは、さらに聞けない子がいたとのこと。今年の1年生、手強いです。でも、きっと変わっていくんだろうな。楽しみです。
←大きくなるってうれしい!
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