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2013年3月13日 (水)

朝の読み聞かせ 3年2組 はじめて語るおはなしはドキドキ!!

 今年度最後の朝の読み聞かせ。クラスに行くと、担任の先生はいらっしゃらないけれど、子どもたちはちゃんと聞く態勢で座って待っていてくれた。前に立ったところで、先生がいらっしゃって挨拶。と、隣のクラスで大騒ぎの声。先生がとんでいかれた。

プログラム
 おはなし まめじかカンチルが穴に落ちる話 インドネシアの昔話
  絵本 アヒルだってば!ウサギでしょ! エイミー・クローズ・ローゼンタール文 トム・リヒテンヘルド絵 今江祥智訳 サンマーク出版  

「まめじかカンチルが穴に落ちる話」は、はじめて、子どもたちの前で語る。しかも、覚えたてほやほや。今日のために十分時間をとって初めたのだが、重なるときは重なるもので、次々と時間をさく用事ができてしまい、覚え始めるのが今月になってからになってしまった。それでも、何度も読み返していたし、他の人が語るのを聞いて、イメージが膨らんでいたので、覚えやすかった。しかし!! 「言葉を覚える」と、「語る」のあいだには、大きなハードルがある。そのハードルの高さは、人によって違うだろうが、私の場合、かなり高い。頭に言葉があっても、声にだしてすらすらと口に出すことができず、口に出せるようになっても、言葉を捜さずに、お話をイメージしながら語るまでには、またまた時間がかかる。この数日、まめじかカンチルを練習し続け、昨日の午後、ようやく、これなら大丈夫かなというところまで持っていけたのだった。
 語りだすと、やっぱり初めはドキドキ。でも、子どもたちがよく聞いてくれるので、おちついて語っていくことができた。この話は、事件が起きるまでに、すこし時間がある。それで、はじめ、つまらなさそうに聞いてい子たちが、だんだん、それで? どういうこと? という顔になって、真剣にききだしたのがわかった。そして、ラストのおちで、ちょっと間があったのち、「ハハハ……」と笑い声がわきおこった。お話が、うまく伝わったようで、ほっとするとともに嬉しくなった。まだまだ、足りないところはあったと思うけれど、よく聞いてくれて、ありがとう!!
 次の『アヒルだってば!ウサギでしょ!』は、何人かが、顔を見あわてせ、面白そうに見てくれた。ずっと同じ絵が続くからしつこいけれど、何度見ても、見方によって違って見えてくる。その面白さを感じてほしい。読み終わってから、先生が「アヒルかウサギか、どちらに見えましたか?」と聞くと、アヒルは3人くらいで、ほかの子はみなウサギだった。I南小の4年生の子もウサギが多数派だった。いろいろな学年で読んで、聞いてみるとおもしろいだろう。

 来年度も、同じようにおはなし会ができるとのことで、ありがたい。会員が少しへってしまうから、新会員をなんとか増やさなくては……。

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