I南小学校 朝の読み聞かせ 4年3組 知らないおばさんが、心をつかむのはむずかしいか
朝の冷えこみが続いている。助っ人で入っているI南小学校へ。いつも遅刻ぎりぎりでいく私だか、今朝は、支度が早くできて、車もすいすい行けて、いつもより早く到着した。でも、逆に教室のほうは、担任の先生がお休みで、臨時の先生がばたばたといらして、それから席をつくったり、挨拶したり、黒板に私の名前や本を書いたり。はじまりがおそくなってしまった。できれば絵本を2冊、おはなし1話と思っていたが、ひとつずつにして、それでも、時間をオーバーしてしまった。
プログラム
絵本 トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)
ジェラルド・ローズ作 ふしみみさを訳 岩波書店
おはなし 馬方やまんば
『トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)』は、私の中では、最近でいちばんおもしろい絵本。年長さんくらいから年齢に関係なく楽しめると思って読んだ。とても静かに聞いているのだが、なんだか反応が薄い気がする。ちらっと子どもたちに目をやると、えらく、きまじめな顔をして聞いているので、もっと楽しんでもいいのにと心配になった。この絵本で子どもたちの心をほどき、おはなしを楽しもうと思ったのだが、なんだか、とっても子どもたちは固い。仕方なく、そのまま「馬方やまんば」へ。こちらも、きまじめな顔で聞かれてしまった。途中、馬の足をとるところで、にやにやと笑いあう男の子たちが数人いて「よし」と思ったのだが、すぐにその笑いをひっこめてしまった。おはなしに集中して語ろうと頑張ったけれど、なんたかのらなくて、言い間違えたり、口が巧くまらわなかったり(寒さのせいもあるかも)と、語り終わって、はぁ~だった。先生は、「おぼえて語ってくださって、よかったねえ!」と子どもたちに言ってくださったが、子どもたちの反応もいまひとつ。4年生、むずかしい年ごろ。知らないおばさんが、心をつかむのは難しいのかな。
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