Ｉ南小学校 朝の読み聞かせ ６年１組 だから感想は言わせないでってば！

　今朝も冷え込んだ。凍りついた車を融かすためにアイドリング（温暖化にはいけないんだろうけれど仕方ない）３分では融けなくて、焦って窓の霜をこすり落としてから出かけた。教室には大きなストーブが焚いてあって、ぽっかぽか。ありがたかった。

ブログラム
　絵本　これなーんだ？　のむらさやか文　ムラタ有子絵　こどものとも０.１.２.　2006年1月号　福音館書店
　おはなし　あめふらし　グリムの昔話

　とてものりのいいクラスで、『これなーんだ？』では、いろいろな答えを言ってくれて、楽しかった。さて、おはなし、はじめのうち、前の本ののりで、ふざけ顔で聞いている子がちらほら。後ろの方では、こめかみをしきりに人差し指でたたいている子が２、３人。どうやらドラマの「ＭＯＮＳＴEＲS」にはまっているなと思うと、笑えそうだったけれど、なんとか無視して語り続けた。そのうち、みんながしだいに真剣な顔つきになてきて、最後はほぼ全員が話を聞いていたと思う。自分も満足できた。
　ところが、終わってから、みんなが立ち上がってから、妙な間が。わたしがなにか言わなくちゃいけないのかなと思って「ありがとうございました！」というと、係の子が「ありがとうございました」といって、また妙な間が……そして、その子が「はじめり本は……」と感想をいいだした。１冊目の感想が終わったので、それでおわりかな？と思っていると、子どもたちの視線が係の子に集まって、「２つめのおはなしは……」とまたいいだした。ところが、そこで途切れてしまった。言葉をずっと待っているのだが、出てこない。そこで「楽しくきいてくれた？」と聞くと、頷いたので、わたしが「よかったです。」といって、ようやく、おしまいになった。わたしがなにか気の利いたことをいえばよかったのに、いえなくて、係の子に申し訳ない。あとから、
「話をしっかり聞くと、感想なんてでてこないよね。よくきいてくれてありがとう」といえばよかったと反省しきり。次はそういいたい。