雨の日のお昼休みおはなし会 5回目 感激! こんなに聞いてくれるなんて!!
今日は1日冷たい雨。昨日より暖かいとニュースでいっていたけれど、とても寒く感じる。いつもの相方が、お昼に仕事をすることになり、できなくなった。でも、1年生のあるお母さんに声をかけたところ、快くひきうけてくださり、ごいっしょやってくださることになった。
でも、わたしの説明の仕方が悪くて、本を持っていらっしゃらなかったので、私が用意したなかから1冊読んでいただいた。
読んだ本
ちへいせんのみえるところ
長新太作 ビリケン出版 *
いちにちのりもの (PHPにこにこえほん)
ふくべあきひろ文 かわしまななえ絵 PHP研究所
ブラック・ドッグ
レーヴィ・ピンフォールド作 片岡しのぶ訳 光村教育図書 *
トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)
ジェラルド・ローズ作 ふしみみさお訳 岩波書店 *
はじめは、女の子が3人、それから男の子が3人その後ばらばらと入ってきた。2冊目を読み終わったところで、男の子が、一人を残してでていった。「ぼくだけ男の子だよ」と言っていたけれど、その後、どどっと入ってきて30人くらいになった。
さて『ブラック・ドッグ』を読み始めると、前回の騒々しさはどうしたのだろう。それはそれは、静かに聞いているのだ。しんと静まり返るときさえある。目を(耳を?)疑った。読み終わって辺りを見回しても、先生はいらっしゃらない。気をよくして『トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)』を。これまたよく聞いている。読み終えて「おしまい」といったあと、周りを見回してもをやっぱり先生はいらっしゃらない。本当にびっくりした。そして、とても嬉しかった。こうして静かに聞けば、おはなしもちゃんと伝わるし、聞く方も面白いのだ。
1年生のお母さんが来てくださったのが良かったのか。それとも、2週間ほど前、昼休みに行った図書館祭のお昼休みの読み聞かせで、聞き方を学んでくれたのか。先生が言い聞かせてくれていたのか……。この調子でつなげていきたい。そのためにも、面白い本を用意しておきたい。
今日の『ブラック・ドッグ』、『トラのじゅうたんになりたかったトラ (大型絵本)』。ともに、子どもが物語に入れる作品だった。
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