南Ｋ小学校 秋の図書館祭 中学年 今日も静かにきいてくれました

　昨日に引き続いて、今日は中学年。中学年だけれど、５年生の子もちらほら。１つ目のおはなしが終わると出ていった子があり、そのあとまた少しずつ増えて、最後にいたのは20名ぐらい。先生は４人と多い。そのせいか、それとも、聞きたい子が集まったか、みんなとても静かに聞いてくれた。

プログラム
　はちかつぎひめ (松谷みよ子むかしむかし) 　松谷みよ子文　梅田俊作絵　童心社
　コーネリアス―たってあるいた わにの はなし 　レオ＝レオニ作　谷川俊太郎訳　好学社
　くつやのねこ 　いまいあやの作　ＢＬ出版　*

　わたしは、ようやくお気に入りの『くつやのねこ』を読むことができた。美しい絵の昔話風物語。クライマックスの絵が、さりげなく、どきっとするほど怖い描写があるので（昔話のルールからはずれるかもしれないが、この作品は創作だから）、小さな子にはどうかと思うし、教室で読むのもどうかと迷い、ずっと読まずにきたのだ。でも、図書館祭の中学年ならと読んでみた。クライマックスのところ、予測して、その通りになるのを楽しむとともに、息をのむ感じがあったように思う。

　春の図書館祭は、大人数で騒がしく、こちらの読む声が届かないほどだったが、少人数でも、静かに聞いてくれると、お話が伝わるように思えて嬉しい。

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