10月のひよこちゃん にぎやかに楽しく
はじめ、おばあちゃんの家に来ているという3歳の女の子とお母さんがおはなしの部屋にいらしていた。これからおはなし会があるのでぜひ聞いていってください。といっているまに、2歳のSちゃんとおかあさん、3歳と2歳の兄妹とお母さんとおばあちゃんが来てくださった。赤ちゃんが多い、いつものひこよちゃんより、大きなひよこちゃんたちだ。
プログラム
手袋シアター でぶいもちゃん ちびいもちゃん *
絵本 バスがいっぱい! そく・ちょるうぉん作 アリス館
絵本
おひるねごろんごろん (もこちゃんチャイルド)
山村アンジー作 チャイルド本社
手遊び たまごがポンとわれまして
絵本 ようい どん (くまくんの絵本)
渡辺 茂男 文 大友 康夫絵 福音館書店
絵本 はーい! (あかちゃんのおててえほん)
みやにしたつや作 アリス館
紙芝居 ぴよぴよぴよちゃん (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)
すとうあさえ脚本 前田マリ画 童心社
紙芝居 よんでよんで ときわひろみ作 さとうあや画 教育画劇
このぐらいの年になると、いろいろなことがわかってくるのだろう。子どもたちの反応がとてもいい。手袋シアターで、後ろの方でお母さんやおばあちゃんのおひざにいた子も、前にでてきて見てくれた。
『バスがいっぱい!』では、いろいろな車の模様や色を、知っている単語をつぎつぎ言っている。そのうち、タイヤだけでバスの消えてしまった場面で、Sちゃんが、両手を口元にあてて「はっ!」と驚いた顔をしたのが、とてもとてもかわいらしかった。
たまごがポンとわれましての手遊びも、はじめは、後ろを向いたりして遊んでいたのだが、そのうち、興味を持ち出して、最後にはみんな参加してくれた。
すごいなと思ったのは『ようい どん (くまくんの絵本)』。それまで、大きな声て絵本についてはなし、絵本にあきると、隣の子にちょっかいをだして遊んだりしていた子たちが、みなしんとして絵本に見入ったのだ。運動会の経験があるのだろうか、くまくんに同化しているのだろうか。
紙芝居では、『よんでよんで』が面白かった。絵本をネコや犬、ブタに順々に読んでもらうおはなしなのだが、ネコたちが読み終わって「おしまい」というたびに、「はやっ!」とか「また~」とか言っている。ちゃんとおはなしの流れがわかっているのだ。
そのあと紙芝居の途中で、Sちゃんが兄妹の兄の方にだきついていくと(大好きの気持ちだと思う)、妹が「やきもちやいて」(お母さんの言葉)Sちゃんをお兄ちゃんから引き離そうとして、格闘に……。妹いわく「けんかしている」。お母さんが「ちがうよ。遊んでいるんだよ」となだめていた。きょうだいって、いつもけんかしていても、やっぱり、強いきずなでつながれているのだ。
わいわい、がやがや、ぎゃあぎゃあ、にぎやかで楽しく。この感じ、いい。
←いろいろなバスが面白い
« 雨の日のお昼休みおはなし会 4回目 これは、こまった状態!! | トップページ | I南小学校 朝の読み聞かせ 6年3組 初心に帰れ!! »
「ひよこちゃんおはなし会」カテゴリの記事
- K市立図書分館 ひよこちゃん 小さな子は気まぐれ ゆったりと!(2023.07.13)
- K市立図書分館 3年ぶりのひよこちゃん 本、読んで読んで(2023.05.12)
- 2月のひよこちゃん みんなそれぞれちがう(2020.02.27)
- 1月のひよこちゃん くつろげる雰囲気を(2020.01.23)
- 12月のひよこちゃん お母さんに楽しんでもらおう(2019.12.26)
« 雨の日のお昼休みおはなし会 4回目 これは、こまった状態!! | トップページ | I南小学校 朝の読み聞かせ 6年3組 初心に帰れ!! »
コメント