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2012年6月29日 (金)

課題図書を読む『ぼくがきょうりゅうだったとき』

『ぴょーん』が有名な松岡達英さん。この方は、虫や小動物が登場する絵本もたくさん作っている。そうした絵本で、確かな観察のもと、緻密に描かれた絵を見ていると、虫や小動物が、本当にお好きなんだろうなと思う。虫やとかげを捕獲して飼うのが大好きな男の子、その興味を大人になっても持つ続けている方なのだろうなと。虫好き、爬虫類大好きな男の子たちは、松岡さんの絵本を食い入るように見る。その松岡さんがこんどは、巨大な爬虫類、恐竜の絵本をつくってくれた。

ぼくがきょうりゅうだったとき (こどもえほんランド)

 まつおかたつひで作
 ポプラ社

     

 お誕生日プレゼントにキョウリュウパジャマを買ってもらったぼくが公園に行くと、友だちが怖いよといって逃げ出した。ひとりでいると、恐竜たちがやってきて、「いっしょに遊ぼうよ」。恐竜たちといっしょに遊具の山のトンネルをくぐると、そこは恐竜の世界。ケツァルタクシーに乗って草食竜の島へ。川の向こうからティラノサウルスがおそってきた。みんなを守らなくては! ぼくの体に力が湧いてきた。そして、ぼくは――。

 シンプルで安心できるストーリーだ。ぼくが恐竜の世界にいき、そこで機転をきかせて大活躍、またもとの世界にもどってくる。子どもたちが読んで嬉しくなる絵本だから、自信を持って差し出せる。
 一度読んだあとは、細かく描きこまれた絵をすみずみまで見つくしたい(子どもたちは、いわれなくてもそうするだろうけれど)。色とりどりの恐竜も楽しめるけれど、おや、これは?と思う小さな生き物も、あちこち登場している。

 ケツァルタクシーは、翼竜がほかの恐竜を背中にのせる恐竜のタクシー。わたしは知らなくて、調べなくてはならなかったけれど、恐竜好きな子どもたちなら、ケツァルコアトルスだと、すぐにわかるのだろうな。

*第58回青少年読書感想文全国コンクール 小学校低学年の部 課題図書

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