南Ｋ小学校 図書館祭のおはなし会 なんだかなあ

毎年、今の時期と秋にお昼休みに行っている図書館祭のおはなし会。
今回は、学校からの要望で、２週間のうち３日で、お昼休みのうちの１５分。学年わけはしない。いままでの半分以下に時間が短縮になってしまった。昨年度から図書委員がカードにスタンプをおしたりするようになったので、その関係だと思う。

　今日は、お昼休みが始まるころから、雷がなりだしたせいか、くるわくるわ。１３０人程度で音楽室はいっぱいに。しかし!!　お話を聞こうとしている子は前にすわった２０人くらいで、あとは、わいわいがやがや、うるさいこと。声を張り上げても声は届かず、とてもむなしい気持ちだった。途中から、先生がいらして、すこしは静かになったが……。
　なにか、ぱっとしたことをして、惹きつけた方がよかったのだろうか、時間前でも、来た子から本を読んであげたほうがよかったのだろうか……とあれこれ。

　届かなかったけれど、読んだ本は……
　ぼくはざりがに (おおきなかがく) 　飯村茂樹写真　武田正倫監修　ひさかたチャイルド　
　かにのしょうばい (ひまわりえほんシリーズ) 　新実南吉作　山口マオ絵　すずき出版
　そらとぶテーブル (日本傑作絵本シリーズ) 　佐々木マキ作　福音館書店

　帰り支度をしていると、１年生の男の子がやってきて、もう終わったと知り、泣き出した。もう掃除時間になっているのだが、先生がいくらなだめても泣き止まない。会員のひとりが１冊読むと、ようやく泣き止んだ。そして、もちろん、カードにスタンプを押してもらい、納得したようだ。カードは表が、本を借りたときに、裏が読み聞かせに参加したときにスタンプを押してもらえるようになっている。子どもたちは、スタンプ、ほしいよね。わかるけれど、なんだかな。