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2012年3月12日 (月)

3月のおはなし広場 1年間楽しかったよ

 朝、雪がうっすらと積もっていてびっくり。午後からは日が差してきたけれど、空気が冷たい。今年度最後の1年生のおはなし広場だ。

プログラム

 絵本 3びきのくま  ポール・ガルドン再話 多田裕美訳 ほるぷ出版
 おはなし かしこいモリー イギリスの昔話 *
 絵本 ふしぎ ふしぎ (絵本といっしょ)  片山令子文 長新太絵 国土社
 紙芝居 ありのぼうけん (小さな生物のせかい)  堀尾青史脚本 宮下森画 童心社 *
 絵本 たいへんなひるね―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集)  さとうわきこ作 福音館書店

3びきのくま』を、子どもたちは、とても神妙な顔できいていた。繰り返しの多いこのお話を、予想しながらきいているのか、はらはらしながら聞いているのか、と思う。毎年、進級祝いのつもりで語る、わたしの「かしこいモリー」は、わたしが、2箇所、いいよどんだけれど、しっかり聞いてくれた。かなり緊張して聞いていたらしく、話し終わると、でれ~となった。そのあとの『ふしぎ ふしぎ (絵本といっしょ)』は、ひだまりを感じさせるあたたかい話。半分と全部とどちらが多い?半分のほうが多い。半分こするとふたりがおいしいから。という哲学を楽しんでいた。「ありのぼうけん (小さな生物のせかい)」は少し幼稚すぎるかなと思って読んだのだが、意外や意外、真剣に聞いていた。わかりやすいからだろう。最後『たいへんなひるね―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集)』は、今日の天気にピッタリの楽しいお話。子どもたちは、だんだん前の読み手の方に、にじりよっていった。

 1年間、よく聞いてくれてありがとう。とても、楽しかったよ。

        ←三寒四温の季節にぴったり
     ↑
    小学1年生でも、楽しめます。

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