I南小学校 朝の読みきかせ 5年1組 笑い話は難しい
すけっとで行っているI南小学校。今日は自由参観日で30分もいただいた。
プログラム
絵本 わたしはあかねこ サトシン文 西村敏雄絵 文渓堂
おはなし 頭に柿の木 日本の昔話
おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話
絵本 真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本) セーラ・L・トムソン文 ロブ・ゴンサルヴェス絵 金原瑞人訳 ほるぷ出版
落ち着いたクラスだった。机を後にずらして前に集まってほしいというと、さっと、椅子を並べて椅子席にしてくれた。
『わたしはあかねこ』は、しろねこ、くろねこ、とらねこ、ぶちねこなど、登場して小さな子も喜ぶだろうけれど、テーマにピンとくるのは、4年生以上だと思う。子どもたちは静かに聞いていた。ラストで色とりどりの子ねこが現れるところでわっと声が上がった。視覚的にははっとしたところだけれど、作品の中身は伝わったのだろうかと、少し不安になる。
気分をかえて「頭に柿の木」。笑い話だ。ところが、子どもたちが真面目にきいていて、自分も笑い話の雰囲気になれず、なんだか調子がくるって、はじめの部分で止まってしまい、もう一度、はじめから語りなおさせてもらった。それでも、なんだか調子がのらず、とちったりもしながら、最後までいきついた感じなってしまった。数人の子がにこにこと笑って楽しんでいたけれど、失敗だ。がっかり。笑い話は難しい。
もう一度気を取り直して「ルンペルシュティルツヘン」これは、十八番だから、思いがけないいい間違いがあったものの、うまく修正して語った。しかし、なんというか、子どもたちが全体にきゅーっと吸いついてきくる感じがない。ひきつけられてしっかり聞いている子はたしかにいる。でも、お話に入れない子もいる。わたしも集中していなかった。
最後の『真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本)』は中表紙をみせたところで「うわっ、教科書にあった絵だ!」と声が上がり、子どもたちの興味が盛り上がった。
反省ばかりのおはなし会だった。1冊目をもっと軽くて、楽しいものにして、子どもたちをひきつけて楽しませてから「頭に柿の木」にすべきだった。そのほうが、子どもたちも私もノレたはず。それから、集中、集中。これを忘れていた!!
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