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2011年11月

秋の図書館祭 南K小学校 時間配分に気をつけて

 今週からはじまった南K小学校図書館祭。お昼休みに読みきかせする。わたしの担当は本日、低学年対象だ。
 メンバーのひとりから朝、子どもが熱をだしたので、いけないという連絡があり、ちょっと焦った。ちょうど、午前はひよこちゃんのお話会で図書館にいったので、本をかりて備えた。でも、相方の読んだ本がかなり長くて、全く不要だった。しかも、前々から読みたいと準備していた紙芝居も読まずに終わり、個人的にはがっかり。本の名前は聞いていたので、しっかり把握していなかった私の怠慢によるものだ。それにしても、もうひとりの方がお休みでよかった。新しい方なので、来て頂いて読めないなんてことになったら、申し訳なかった。

プログラム
 絵本 あなたはだあれ?  五味太郎作 絵本館 *
 絵本 そうべえごくらくへゆく (童心社の絵本)  田島征彦作 童心社 

今年から、カードにスタンプを押すことになったので、たくさんきてくれる。4、50人集まった。前の方は、低学年のかぶりつきで聞きたい子。まんなかぐらいからは、ふざけて遊びながらの子になる。『あなたはだあれ? 』は、先を予想させながら読んだら、楽しんでくれたと思う。そのあとの『そうべえごくらくへゆく (童心社の絵本)』は、読み手が流暢なので、とくに前の方が、言葉が楽しいところで、けらけら笑っていた。読み終わりのころ、ちょうど、掃除の準備をしてくださいという放送が入り、おしまいとなった。
 時間配分は、こちらの問題。子どもたちはが喜んでくれれば、それでOKだ。

11月のひよこちゃん 来年からは幼稚園

 北風小僧がやってきた。来年から幼稚園か保育園の年少さんに入る予定の4人と、赤ちゃんがひとり。お話会の前に、くつしたについているキャラクターのことや、きょう借りていく本のお話をしてくれる。大きくなったんだなあと思う。

プログラム

 わらべうた うさぎうさぎ なぜ耳ながい *
 絵本 ことばのえほん1 ぴよ ぴよ  谷川俊太郎文 堀内誠一絵 くもん出版
 絵本 こちょこちょももんちゃん (ももんちゃんあそぼう)  とよたかずひこ作 童心社 
 わらべうた だいこんづけ *
 絵本 ちびすけどっこい (わらべうたえほんシリーズ)  こばやしえみこ案 ましませつこ絵 こぐま社 *
 絵本 しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)  わすやまけん作 こぐま社*
 手遊び たまごがぽんとわれまして
 紙芝居 おいしぃおいしぃ!  ひろかわ さえこ/脚本・絵 童心社
 紙芝居 ながぐつながぐつ (ともだちだいすき)   内田麟太郎脚本 長谷川義史画 童心社

 ひよこちゃんのお話会では、大きい子が多いから、反応もしっかりしている。おしゃべりが大好きな子がいて、自分のことを話しだし、立ちあがってくる。相槌をうち、すわってねと注意しながら読む。『こちょこちょももんちゃん (ももんちゃんあそぼう) 』では、ももんちゃんがこちょこちょしに行くものを、男の子がとても楽しそうにみている。
ちびすけどっこい (わらべうたえほんシリーズ) 』では、「~の勝ち」と読むと、「~も勝ちたかったね」と、負けた方を気遣う子がいて驚いた。『しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)』では、「わたしも食べたい」それで、「たまごがぽんとわれまして」の手遊びでミンナでホットケーキをやいて食べた。
 紙芝居ではながぐつながぐつ (ともだちだいすき』が傑作。大きいながぐつが出てくると驚いて、親たちも楽しんだ。
 今日来てくれた子は、いつもよく来てくれる子たち。園にあがってしまうと、ひよこちゃんでもう会えなくなるから、ちょっぴり寂しい。

D保育園 年長さん 4回目 妙にお行儀がよい

 朝、寒くなってきた。でも、昼間はあたたかい。D保育園ではドライフラワーがたくさんかけてある。その花や木の実を使って、子どもたちが作ったケーキが並んでいた。楽しそうだな。

プログラム
 
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び いもにめがでて *
 おばあさんとブタ イギリスの昔話

 部屋にはいったとたん、なんだかいつもと違うと思った。とても、きちんと座っている。いつものろうそくポンのはじまりの合図の準備をして指を出している子がいるので、嬉しくなってはじめた。
 ブラジル系の子が数人いて、言葉がわかりにくいので、あまり聞けなくて、隣の子にちょっかいをだしたり、それで先生に注意されたりしている。他の子がきちんとしている分、気がそれてしまった。「ひなどりとネコ」の途中で、「一方……」という言葉を違うところで使ってしまい、なんとかごまかして語った。どうも、最近、集中できない。練習不足もあるのだけれど、気を入れなおさねば……。それでも、最後の山場のほうは、真剣に聞いている子がたくさんいて、ユーモアがわかった子もいて(どきどきして聞く子はあるけれど、ユーモアを感じてくれる子は少ない)、まずまずと思う。
 相方のときも、子どもたちはきちんと座りなおした。どうしたのだろう。「おばあさんとブタ」はもうなれたもの。でも、ひとつ飛ばしそうになると、子どもたちはちゃんとわかっていた。
 個人差はあるけれど、子どもたちはより楽しめるようになったのではないかな。
 でも、どうして、あんなにきちんと座っているのだろう。ちょっと気になる。

11月のI市図書館お話会 いろいろな子がいていろいろなお話がある

 ここ数日、寒くなっていたが、今日はまたあたたか。温暖化かなあ。でも、暖かいのは助かる。

 いつもより子どもたちの集まりが、すこし少なめ。暖かいから、おでかけかもしれない。子どもたちは6人、職場体験にきたという高校生の女の子が2人。いちばん小さな子はおばあちゃんときた1歳2か月の赤ちゃん。それから2歳の子、4~6歳の子が3人だ。

プログラム

 絵本 たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)  五味太郎作 文化出版局
 絵本 りんごくんがね‥ (おいしいともだち) とよたかずひこ作 童心社
 絵本 しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本) サムイル・マルシャーク文 ウラジミル・レーベデフ絵 うちだ りさこ訳  福音館書店 *
 手遊び いもにめがでて *
 絵本 とんとんとん (新しいえほん)  あきやまただし作 金の星社 
 紙芝居 おばけのくにのどろろんちゃん―おばけのくに (へんてこなくにのおはなし)  しばはら ち作 教育画劇

たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん) 』は、「クイズの本だよ」といってはじめたので、子どもたちは、一生懸命さがしていた。高校生のお姉ちゃんたちも、身を乗り出して見ている。いい導入だ。
しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本)』は、2歳の子と、6歳くらいの発達しょうがい?と思われる男の子(おはなし会の間、声を出すので、おかあさんが口を押さえたりしていた)には無理で、ぐずぐずしだした。読み手のわたしは、申し訳ないと思い、ちょっと焦ったが、でも、静かに読むのが私のつとめと、懸命に読んだ。他の子たちは静かによく聞いていてくれた。
 そのあとの手遊びでは、小さな子も、赤ちゃんもおばあちゃんが一緒にやっていたので、キャッキャッと喜んだ。そして、6歳くらいの男の子が、ものすごく喜んでくれたので、『しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本)』の分をとりかえせたかなと、こちらも嬉しかった。
とんとんとん (新しいえほん) 』は、音の響きが赤ちゃんを喜ばせていた。
 いろいろな子がいて、プログラムのなかの何かが気に入ってくれれば、それでいいのだと思う。

H北保育園 年少さん おはなし会 お風呂の入り方それぞれ

 先週ストーリーテリングでうかがった園へ、今日は年少さんのお話会に。先週、夏のように暑いといっていたのに、今日はぶるるっ!寒い。なんという気温差だろう。

プログラム

 絵本 ととけっこう よがあけた (わらべうたえほん)  こばやしえみこ案 ましませつこ絵 童心社
 絵本 どうすればいいのかな? (くまくんの絵本)  渡辺茂男作 福音館書店
 絵本 ショーティーとねこ (日本傑作絵本シリーズ)  バーナディン・クック文 小笠原まき絵 小風さち訳 福音館書店 *
 絵本 でてこいでてこい (0.1.2.えほん)  はやしあきこ作 福音館書店
 パネルシアター にんじんさん、だいこんさん、ごぼうさん *

 子どもは2クラスで33名。みんなとても元気で、好きなことをおしゃべりしてくれる。
ととけっこう よがあけた (わらべうたえほん)』『どうすればいいのかな? (くまくんの絵本) 』『でてこいでてこい (0.1.2.えほん)』は、読み手が言葉を足して、子どもたちと会話をして読んだ。子どもたちは、楽しそうにそれぞれ声をあげる。『どうすればいいのかな? (くまくんの絵本)』では、くまくんがパンツを頭にかぶると、「くさいよ~」。パンツ、シャツ姿で外へ遊びにいくと、「あー! ズボンはなかいと恥ずかしい」と、思ったことをそのまま言っている。
 わたしが『ショーティーとねこ (日本傑作絵本シリーズ)』を読みはじめたとき、灯油売りの車が大音量で「垣根の垣根の~」の音楽を流して通って行き、子どもたちはそっちに気をとられてきょろきょろ。でも、車が行ってしまうと、ちゃんと絵本にもどってきてくれたので安堵した。ショーティをネコが追い払うと、「いけないよ!」という子がいて、ショーティとネコがまたなかよくなると、拍手をして喜んだ子がいた。途中の描写されている箇所は、年少さんにはまだ楽しめないようだ。
 最後のパネルシアターでは、お風呂で体を洗うのを、みんなでまねする。「どこを洗う?」と聞くと「頭」「顔」と始まったのだが、そのうち、「足の指の間」とか、「おまた」とか、出てきた。それぞれ家でお風呂の入るとき、そうやっていわれているのだろうなと思う。

11月のK図書館分館お話会 しずかなおはなしで冒険

 今日も季節はずれの暖かさだが、この地区で季節はずれの花火大会が夕方あるというせいか、いつもより図書館がにぎわっている。子どもたちも、10人も集まってくれた。

プログラム

 手袋シアター でぶいもちゃん ちびいもちゃん *
 絵本 こけこっこー (たんぽぽえほんシリーズ)  林木林文 西村敏雄絵 すずき出版 *
 絵本 しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本) サムイル・マルシャーク文 ウラジミル・レーベデフ絵 うちだ りさこ訳  福音館書店 *
 わらべうた&手遊び 虫かご *
 絵本 おちばいちば  西原みのり作 ブロンズ新社 *
 紙芝居 ヤギとコオロギ (2011年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき)  さえぐさひろこ脚本 大畑いくの画 童心社 *
 エプロンシアター まる・さんかく・しかく

こけこっこー (たんぽぽえほんシリーズ) 』は3歳くらいの女の子がとても気にいったらしく、「もう一回読んで」とリクエストしてくれたが、「あとでね」と言って次の『しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本) 』を読んだ。この絵本は、いままで一度も子どもたちに読んだことがなかった。絵柄が地味だし、詩的な文章を、子どもたちが静かに聞くか自信がなかったのだ。でも、はらはらして最後は安心できるよい絵本なので、冒険だけれど、読んでみた。オオカミがでてくるとやっぱりきゅっとしまって聞いている。読み終わると「どうして「しずかなおはなしなの?」と聞いてきた。オオカミがくるから静かにするんだよと答える。『おちばいちば』は絵が細かいが、図書館のこじんまりしたおはなし会ならじっくり見せられると思って読んでみた。遊びがあってとても楽しいけれど、小さな子には、わからないユーモアもあるようだった。やはり、家でじっくり見る本か。最後はエプロンシアター。丸・三角・四角の形のものをあてるクイズで、それぞれに、大きな声で答えていた。どの子もとっても楽しそうだった。

     ←しずかに読もう

ストーリーテリングによるお話会 H北保育園 年長さん 疲れた~肩がこった~足がこった~。

 何度も書いているけれど、異様にあたたかい。園へ行くと、落ち葉掃きをしていた園長先生が汗をふきふき、職員室へもどってきた。

プログラム

 2ひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話
 三枚のお札 日本の昔話 *

 今日は3回目。子どもたちは、きちんと座って(正座)迎えてくれた。「お山すわりにしてもいいよ」といっても、ほとんどの子がちゃんと座っている。「2ひきのよくばり子グマ」は、とても、よく聞いていた。後から見ていると頭がほとんど動かない。すごいなと思う。
 わたしの「三枚のお札」も「知っている」「絵本がある」と口々に行っていたが、はじまるとすぐに口を閉じた。たいていあまり聞かない前半、鬼婆がでてくるまでも、よく聞いている。でも、やっぱり鬼婆が出てくると、目が真剣になってくる。後半、すこし、だらだらとする子がでてきたが、大体の子が最後までしっかり聞いていた。そしてラストに鬼婆が退治されると、「うわっ!」とよろこぶ声をあげた子がいて、語り手としてはとても嬉しかった。

 おはなし会が終わると、いつも図書館のおはなし会に来てくれるK君が「あー、つまらんかった」。君がいちばんよく聞いてるように見えたけれどね。そして、それにつられて他の子が「つかれた~」といいだし、「肩がこった~」と声があがり、さらには「足がこった~」。ふざけっこたちは、愉快だ。

I南小学校 朝の読みきかせ 5年1組 笑い話は難しい

 すけっとで行っているI南小学校。今日は自由参観日で30分もいただいた。

プログラム
 絵本 わたしはあかねこ  サトシン文 西村敏雄絵 文渓堂
 おはなし 頭に柿の木 日本の昔話
 おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話
 絵本 真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本)  セーラ・L・トムソン文 ロブ・ゴンサルヴェス絵 金原瑞人訳 ほるぷ出版 

落ち着いたクラスだった。机を後にずらして前に集まってほしいというと、さっと、椅子を並べて椅子席にしてくれた。
わたしはあかねこ』は、しろねこ、くろねこ、とらねこ、ぶちねこなど、登場して小さな子も喜ぶだろうけれど、テーマにピンとくるのは、4年生以上だと思う。子どもたちは静かに聞いていた。ラストで色とりどりの子ねこが現れるところでわっと声が上がった。視覚的にははっとしたところだけれど、作品の中身は伝わったのだろうかと、少し不安になる。
 気分をかえて「頭に柿の木」。笑い話だ。ところが、子どもたちが真面目にきいていて、自分も笑い話の雰囲気になれず、なんだか調子がくるって、はじめの部分で止まってしまい、もう一度、はじめから語りなおさせてもらった。それでも、なんだか調子がのらず、とちったりもしながら、最後までいきついた感じなってしまった。数人の子がにこにこと笑って楽しんでいたけれど、失敗だ。がっかり。笑い話は難しい。
 もう一度気を取り直して「ルンペルシュティルツヘン」これは、十八番だから、思いがけないいい間違いがあったものの、うまく修正して語った。しかし、なんというか、子どもたちが全体にきゅーっと吸いついてきくる感じがない。ひきつけられてしっかり聞いている子はたしかにいる。でも、お話に入れない子もいる。わたしも集中していなかった。
 最後の『真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本)』は中表紙をみせたところで「うわっ、教科書にあった絵だ!」と声が上がり、子どもたちの興味が盛り上がった。

 反省ばかりのおはなし会だった。1冊目をもっと軽くて、楽しいものにして、子どもたちをひきつけて楽しませてから「頭に柿の木」にすべきだった。そのほうが、子どもたちも私もノレたはず。それから、集中、集中。これを忘れていた!!

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