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2011年11月 5日 (土)

11月のK図書館分館お話会 しずかなおはなしで冒険

 今日も季節はずれの暖かさだが、この地区で季節はずれの花火大会が夕方あるというせいか、いつもより図書館がにぎわっている。子どもたちも、10人も集まってくれた。

プログラム

 手袋シアター でぶいもちゃん ちびいもちゃん *
 絵本 こけこっこー (たんぽぽえほんシリーズ)  林木林文 西村敏雄絵 すずき出版 *
 絵本 しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本) サムイル・マルシャーク文 ウラジミル・レーベデフ絵 うちだ りさこ訳  福音館書店 *
 わらべうた&手遊び 虫かご *
 絵本 おちばいちば  西原みのり作 ブロンズ新社 *
 紙芝居 ヤギとコオロギ (2011年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき)  さえぐさひろこ脚本 大畑いくの画 童心社 *
 エプロンシアター まる・さんかく・しかく

こけこっこー (たんぽぽえほんシリーズ) 』は3歳くらいの女の子がとても気にいったらしく、「もう一回読んで」とリクエストしてくれたが、「あとでね」と言って次の『しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本) 』を読んだ。この絵本は、いままで一度も子どもたちに読んだことがなかった。絵柄が地味だし、詩的な文章を、子どもたちが静かに聞くか自信がなかったのだ。でも、はらはらして最後は安心できるよい絵本なので、冒険だけれど、読んでみた。オオカミがでてくるとやっぱりきゅっとしまって聞いている。読み終わると「どうして「しずかなおはなしなの?」と聞いてきた。オオカミがくるから静かにするんだよと答える。『おちばいちば』は絵が細かいが、図書館のこじんまりしたおはなし会ならじっくり見せられると思って読んでみた。遊びがあってとても楽しいけれど、小さな子には、わからないユーモアもあるようだった。やはり、家でじっくり見る本か。最後はエプロンシアター。丸・三角・四角の形のものをあてるクイズで、それぞれに、大きな声で答えていた。どの子もとっても楽しそうだった。

     ←しずかに読もう

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コメント

「しずかなおはなし」は好きな絵本ですが、そういえば私もお話会などで読んだことはなかったですね。子ども達が小さい頃のお休みタイム、それも少し寒い頃の…って思い出があるくらいです。

あそびっこさん

そうですね。家庭で、暖炉(ストーブ)の前で静かに読むというイメージの絵本ですよね。お話会だと、どうしても、子ども受けのする楽しい絵本を選ぶことが多いのですが、ときにはこうしたしんとした絵本も読みたいです。

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