９月のＫ図書館分館おはなし会 リクエスト合戦

台風が上陸した昨日、各地で大雨大風の被害がでているのだが、私の地区は、不思議と穏やか。ありがたい。それでも、さすがに図書館に来る子はいないだろうと思っていたのだが、はたして、はじまりは、いつも来てくれるＭ君Ｓちゃんの兄妹１組のみ。そのあとに男の子がふたり来て、小学生の子が２人来て、最終的には６人になった。

プログラム
　絵本　うんちっち (わたしのえほん) 　ステファニー・ブレイク　ふしみみさお訳　PHP研究所
　絵本　ぞうくんのおおかぜさんぽ　　なかのひろたか作　福音館書店　こどものとも２００９年４月号
　わらべうた　どんぐりころちゃん
　絵本　よくばりぎつねのじろろっぷ (日本傑作絵本シリーズ) 　福音館書店　おのりえん文　たるいしまこ絵　福音館書店
　絵本　あるひ こねこね (ciel books) 　高畠那生作　長崎出版
　絵本　そばやのまねきねこ (えほんのマーチ) 　村田エミコ作　岩崎書店　
　絵本　へんしんメタモン (ポケモンえほん) 　木月すみよし作　石原恒和監修　小学館　
　絵本　うんちっち (わたしのえほん) 　ステファニー・ブレイク　ふしみみさお訳　PHP研究所
　紙芝居　ゆうらんせんしまへいく　仲倉眉子作　中村景児画　教育画劇

　Ｍ君とＳちゃんは、お話会の前に『うんちっち (わたしのえほん)』をおかあさんにもう読んでもらっていたのだが、どうしても私にも読んでという。それでは、はじめに読んだ。「うんちっち」の言葉が嬉しいだけでなく、そのあとのはらはらの展開がおもしろいようで、その場面になると、真剣な顔になる。『そばやのまねきねこ (えほんのマーチ) 』はＭ君がよく聞いていて、虫歯の絵もちゃんと見ていた。そのあと、『うんちっち (わたしのえほん)』を読んでとまたいいだした。「最後にね」というと、それを聞いていた男の子が、棚に飾ってあった『そばやのまねきねこ (えほんのマーチ)』を読んで、と持ってきたので読んだ。これまたリクエストした子よりＭ君がきっちり聞いている。さらに、他の男の子が手にもっていた『へんしんメタモン (ポケモンえほん) 』を読んでと持ってきた。これはちょっと困ったなと思ったが、持ってきた本人は真剣そのもの。読まないわけにはいかないと読んだ。そして、ＭくんＳちゃんお待ちかねの『うんちっち (わたしのえほん) 』を再読。これだけ何度も読んでいるのに、前とほとんど同じ反応をするのがおもしろい。よほど好きなのだろう。最後に紙芝居をしておしまい。
　きのうは、仲間が次々用事ができて、朝になってついに、わたしひとりとなり、何を読もうかと焦った。でも、そんな心配ぜんぜん不要だった。『うんちっち (わたしのえほん』も『そばやのまねきねこ (えほんのマーチ)』もすごく楽しめた。へんしんメタモン (ポケモンえほん) 』も、おはなし会向けではないけれど、意外に真面目な内容だという新たな発見もあった。少人数ならではの、ゆるーいおはなし会。いいな。

　　　　　←何度読んでもはらはら、そして笑える