ジュンク堂新宿店 おはなし会
表彰式のあとは、オンラインでいっしょに勉強している「やまねこ翻訳クラブ」の関東地区のみなさんとランチオフ。そして、そのあと午後3時半から、新宿のジュンク堂でやまねこ有志がやっている「おはなしこねこの会」のお話会にも参加させてもらう。書店でのお話会ははじめて。聞き手は3組だけだったけれど、とても素敵な反応をしてくれて、こちらまで嬉しくなった。
プログラム
紙芝居 どろんこおばけ (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!) ひろかわさえこ作 童心社
絵本 たまごのえほん (いしかわこうじ しかけえほん) いしかわこうじ作 童心社 *
絵本 みこちゃんとぶぶ 公文みどり作 玉川大学出版部
手遊び こまんかなみ *
絵本 ハンダのびっくりプレゼント アイリーン・ブラウン作 光村教育図書
紙芝居 おおきくおおきくおおきくなあれ (ひろがるせかい) (まついのりこ・かみしばいひろがるせかい) まついのりこ作 童心社
聞き手が2~4歳ととても幼い。それに書店でのお話会は、不特定多数の子が集まる図書館以上に、子どもたちは場慣れしない。とくに人見知りする子には、知らない人に囲まれて、知らない人に絵本を読んでもらうのは、かなりこわい体験かもしれない。昨日の小さな子たちも、不安げな表情も見せていた。そんななか、『みこちゃんとぶぶ』以外は、だいたい定番の絵本と紙芝居を持っていったところが、素敵なプログラムだ。やっぱり、繰り返し読まれている作品は、子どもに親しみやすく、ひきつける力を持つ。じっと聞いている小さな子たちの表情が、次第に緩んでくるのがわかった。大きい方の子は、最初からナイスな反応を返してくれていて、さらにさらに、元気な受け答えになっていった。最後の紙芝居のケーキを、演じ手がみんなに配ると、どの子も嬉しそうに食べ、ちょうど通りが買った親子さんも食べていた。たまたまそこに集まった、まったく知らない人たちが、見えないなにかを心に持っているのって、いいな。
←リズミカルで小さな子どもたちもじっと聞き入っていた。
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