感想をきくことは
南K小の朝の読み聞かせ。今日は3年1組。
部屋にいくと子どもたちはもう座って待っていてくれた。
プログラム
絵本 ジローとぼく 大島弓子作 偕成社
おはなし ヤギとライオン トリニダード・トバゴの昔話
『ジローとぼく』は私が大好きな本。この季節限定なので読んでみた。ジローとぼくが入れ変わってしまうところは、文を読む前に、絵を見て気づいてくれた。読み終わると「魂がいれかわったんだね」などと難しいことをいう子がいて、驚いた。
「ヤギとライオン」は、歌のところでくすくす笑い声がもれたが、あとは真剣な顔で聞いていた。語り終わると、一人の子が「ふふっ」と笑った。ああ、あの子にはこの話がよく見えていたなと思う。ほかの子はどうだったのかなあ。わからない。
さて、お話会の後の反省会で、子どもたちに感想を聞かれることについての相談があった。「感想はいらないいです」といったが、「どうしても感想をきかなければならない」とおっしゃって譲らられなかったという。あまり先生を非難しているようになってもいけないし、子どもたちのことを考えると感想を聞いてほしくないし、というのだ。元教師の方が、先生は読み聞かせをしてもらったお礼に感想をいわせたいと、おっしゃってなるほどと思う。
結局、しばらくまをあけて、ほとぼりがさめた2学期になったあと、教頭先生にお願いしてみようということになった。うまくいくといいな。
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