「ルンペルシュティルツヘン」は怖い？

　お手伝いにいっているＩ南小学校の朝の読み聞かせ。
　今日の担当は５年２組。この学校は、１学年３クラスで、なぜか、１、３、２組の順に並んでいる。私は、一番奥の教室へ。

プログラム

　絵本　こしぬけウィリー (児童図書館・絵本の部屋) 　アンソニー・ブラウン作　評論社
　おはなし　ルンペルシュティルツヘン　グリムの昔話

『こしぬけウィリー (児童図書館・絵本の部屋) 』は、女の子は難しい顔をして、男の子はくすくす笑いながら聞いている。男の子好みの絵本だと思う。わたしはとても好きなのだけれど。
「ルンペルシュテイルツヘン」は、このけだるい季節に聞くのは子どもたちにはつらかっただろうか？　なかには、あくびをしてしまう子もいたけれど、半数近くの子は最後まで集中して聞いていたから、まあよしとしよう。最後まで語ったとき、すみで、特によく聞いていた男の子が、ええーっ！ひきさいちゃったの！と声を漏らした。出典本を紹介した後、先生がいらして、「グリムの昔話って、こんな怖いお話ばかりなのですか？」おっしゃったので驚いた。「ルンペルシュティルツヘン」を怖いお話と捉えられてしまった。そう語ったつもりはなかったのだけれど、ラストがどうしても印象に残ってしまうのだろう。ラスト、もう少し軽く語ったほうがいいだろうか。