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おちょびさんたち

 J保育園年長さんのストーリーテリングによるおはなし会。

 今年度はじめてだ。今年は人数が少なくて19名。昨年度の子たちより幼い子が多いという先生のおはなしだったが……。

プログラム

 こぶじいさま 日本の昔話 
 世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作
 手遊び&わらべ歌 いもにめがでて *
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *

「こぶじいさま」の「ひたいにこぶがある」というと、「ここ?」といって、頬を押さえる子がいる。語り手が思わずここだよと額を押さえた。それから「くるみはぱっぱ……」と歌が始まったとたん、まんなかにいた男の子が「ぶははっ」と笑い出し、隣の子をいっしょに笑おうよというようにつついた。この子たち3人がどうやらこのクラスのおちょびさんたちだ。そこから笑いが広がって歌が出てくるたびに大きな笑い声に。楽しく終わった。
「世界でいちばんきれいな声」は、動物が出てくるたびに、おちょびさんたちが動物のまねをする。だんだんエスカレートするので担任の先生が何度も注意されていた。でも、次第にカモが鳴きまねをするところでみんなが反応しはじめ、その子たちもその中に入った。
 手遊びでも、おちょびさんたちは、わざと間違えたりする。あまり調子にのりすぎないうちにお話に移った。
「ひなどりとネコ」は、子どもたちが最初からひなどりになって聞くのが実感できた。お隣からまきのはしっこをひろってきてといわれて、ひなどりがでかけていくところこら、おかあさんにお使いを頼まれたように感じているのではないかと思った。くしゃみをしそうになるところでは、自分の鼻をおさえてくしゃみをこらえる子がいる。
 おちょびさんたちは、ネコがでてきたりすると、真剣な顔になるのだけれど、他の時は、またつっつきあい、先生が「○○くん」と注意されたりしていた。ひなどりとおかあさんがつぼに隠れているところからはおちょびさんのひとりが、隣の子につつかれても知らん顔して聞きだし、おちょびがなくなった。遊んでいてもちゃんと聞いていたんだなと思う。

 この園は、以前は心配なほどおりこうさんだったのだが、昨年ぐらいから自然な感じになった。あまり元気がいいと先生はハラハラされるけれど、こういう素直な反応がこちらはかわいくてたまらない。

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おはなし(ストーリーテリング)」カテゴリの記事

コメント

「おちょびさん」って言うんですね。「やんちゃさん」のことかしら?
でも、うふふ♪ 可愛い聞き手さん達でしたね。
読んでいてこちらも楽しくなりました。

あそびっこさん

おちょびさんって、いいませんか~。
ちょびちょびする子なんですが……「ちょびちょび」っていうのは、辞書で見たら「少しずつ何かすること」みたいなのですがそれとはちがいます。「ちょびちょびする」っているのも、方言かもしれません(もしかしたら、わたしの実家限定の言葉かも)。
子どものとき落ち着かないでいると「ちょびちょびするな」なんていわれたりしました。
やんちゃさんと同じかな? ふざけっこプラスやんちゃみたいな子です。
感じたことを素直に表現してくれると、とっても嬉しいですね。

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