お昼休み 図書館祭
梅雨の季節となった。梅雨といえば小学校図書館祭。毎年、昼休みにおはなし会をしてきた。いままでは、日によって学年をわけていたのだが、今年度は学年枠をはずしてほしいという学校からの要望があった。そうなると低学年向けのおはなし会をせざるをえないので、せめて低学年向け、高学年向けにわけてほしいと願い出たのだが、高学年はお昼休みに委員会活動などがあって聞きに行ける子が少ないという。わたしは、ひがみ根性が強いので、「ふーん、高学年に読み聞かせなんかいらないってわけ」なんて、へそを曲げてしまったのだが、「そういう風にとらないほうがいいんじゃない」と他のメンバーに諭され、単純に高学年は忙しいからしかたないというように考えることにした。で、枠なしの5日間のおはなし会。
私の担当は最終日の今日。お昼ぐらいから大粒の雨が降りだしたこともあって、1年生がどっさりと、各学年ごとに数人ずつ、6年生まであわせて、50人以上も集まってくれた。
プログラム
手遊び いもにめがでて
絵本 うみちゃんのまど 中川ひろたか文 長新太絵 偕成社 *
絵本 くもりときどきミートボール (ほるぷ海外秀作絵本) ジュディ・パレット文 ロン・パレット絵 ほるぷ出版
紙芝居 じごくけんぶつ (日本民話かみしばい選・わらいばなしがいっぱい) 水谷章三脚本 藤田勝治画 童心社
みんな元気がありあまっていて、わいわいがやがやしているので、手遊びをしてからはじめた。『うみちゃんのまど』は、調子よく読まなくては、いけないのだが、ああ、だいぶとちってしまった。練習が足りない。でも子どもたちは笑ってくれて、感謝。
『くもりときどきミートボール (ほるぷ海外秀作絵本) 』は、1年生の子たちには難しすぎたかも。静かに想像しながらきけば面白いのだけれど、とにかく元気な子たちが、まわりで走り回ったり、部屋へ入ったり出たり、後ろの方にした高学年の子たちにしっかり声がとどなかったのが残念。
さいごの『じごくけんぶつ (日本民話かみしばい選・わらいばなしがいっぱい』は、さすが、子どもたちの興味のあること。かぶりつきできいていた。ただ、時間が足りなかった。最後は大急ぎで読むことに。これも、面白かっただけに残念。手遊びなんてせずにさっとと読めばよかった、2作目をもっと短いのにすればよかったなどと、反省する。
お昼休みのおはなし会とはいえ、もう少し静かに聞く雰囲気はできないかなと思う。聞いている子は聞いているけれど、まわりで走りまわったりすると、やっぱり声が届かなくて、楽しさが半減してしまう。なにかいい方法はないものか。
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