微妙なバランス

　重なるときは重なるもので、今日は、朝は南Ｋ小学校朝の読み聞かせ。２、３、４時限目はＡ小学校図書館祭。午後はストーリーテリングの勉強会だった。さすがに疲れた。

　まずは朝の読み聞かせ。わたしの担当は１年１組だ。

プログラム
　絵本　ふしぎなナイフ(こどものとも絵本) 　渡辺茂男文　赤羽末吉絵　福音館書店
　おはなし　ホットケーキ　ノルウェーの昔話

　先生の号令で、「おはようございます」の大合唱から始まった。あいさつのあとは１、２、３の礼。子どもたちはとてもしっかりやっていて、すごいなと思う。
『ふしぎなナイフ(こどものとも絵本) 』は知っているといった子がいたけれど、その子もいっしょにわーすごーいと感激してみていた。でも、大騒ぎにはならない。ひそやかに感激ぶりだ。
　それから「ホットケーキ」。昨年は学年で話して、大騒ぎになったので、今年はクラスで話すことにしたのだ。子どもたちはかたくなって聞いていたようすだった。それで、ちょっぴりペースを遅くしてみた。「おじさんぽじさん」の言葉遊びが出てくるあたりから、次はなにがでてくるか楽しみはじめた。もっと楽しめると思ったのだが……もう少しあとの時期に語ったほうがよかったかもしれない。子どもがおちゃらけすぎてもいけないし、のらなくてもいけないし、微妙なバランスだ。