ジャック・フロストに会えた?
朝から雪が降りはじめた。雪のふりはじめは、こんな年齢になってもわくわくする。子どもたちもなんだか嬉しそうに迎えてくれた。今日は1年1組。担当者に急用ができたので、わたしはピンチヒッターだ。
プログラム
絵本 ふゆのようせいジャック・フロスト カズノ・コハラ作 石津ちひろ訳 光村教育図書
おはなし 牛方やまんば 日本の昔話
絵本 ひなたぼっこです 高畠純作 絵本館
『ふゆのようせいジャック・フロスト』は、最初に「ジャック・フロストは冬になると霜を運んでくる、イングランドのようせいです。」と説明があるので、そこを読んだ。すると「しもって、手足にできるしもやけのこと?」と聞いてきたので驚いた。「ほら、雪がふってないのに、朝にまわりが真っ白になることあるじゃない?」というと、「まわりが真っ白になって、なにもみえなくなるの?」「いや、それは、霧なんだけれど……(と口ごもり)、ほら、草とか、木とかが凍って白くなって……」「ああ!」というので、理解してもらったことにして読みはじめた。我ながら説明が下手だ。先生、あとでフォローしてね。
さて、読み始めて、子どもたちの顔が輝くのがわかった。どうやら、すっかり主人公になりきって、ジャック・フロストといっしょになって遊んでいるらしい。「キャッキャッ」と楽しい笑い声をあげる子さえいる。これにもびっくりした。
「牛方やまんば」は、うってかわって、しんと聞いていた。怖いのだろう。体が固まっている。そこで最後に『ひなたぼっこです』を読むと、嬉しそうに、次はなんの動物がひなたぼっこにくるか当ててくれた。
おはなし会の後、1年生は授業で校庭で雪遊びができたようだ。
そのあと、わたしは、保健センターの7か月健診で赤ちゃん絵本の紹介にでかけた。ところが、保健センターの窓から見ると外はまるで吹雪。みるまに大きな道さえも白くなる。車は一応スタットレスの四駆だけれど、帰りがこわい。すこし早めに帰らせていただいた。でも、お昼からは青空が見えはじめた。
子どもたちは、お昼休みもしっかり雪遊びしたんだろうな。ジャック・フロストにあえた?
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