自分の言葉で語りたい
今朝は今年一番の冷え込み。でも、お日様がでたらぽかぽかあたたかい。
H保育園では、子どもたちが園庭で外遊びをしていた。お日様が部屋に入ってくるから窓も全開で気持ちがいい。
年長さんのストーリーテリングによるおはなし会
プログラム
導入 あたまにぼうし めにるがね
こぶじいさま 日本の昔話 *
ねことねずみ イギリスの昔話
はらぺこピエトリン イタリアの昔話
どの話もとてもよく聞いていた。とくに「はらぺこピエトリン」の最後の方は、いったいどうなるかとみな目をまん丸にして聞いていた。このおはなしは最初から「子どもの肉を食べるのが大好き」というので、子どもたちはびっくりする。ひとりの男の子は「ひぇーっ」と悲鳴をあげた。また、フォカッチャという耳慣れない食べ物がでてくるので「フォカッチャってなに?」と大きな声で聞き、語り手が「おかしだよ」と答えてから話を続けたりした。この語り手は、いつも、言葉を覚えて語っているのではなく、自分の中にあるおはなしを自分の言葉で語っているように見える。すごいなあ。子どもたちは、たっぷり楽しめたと思う。
しかし、わたしの「こぶじいさま」は散々だった。またまたいいわけすれば、前半、隣の部屋からガーガーといすを動かす音が鳴り、自分の声に集中することができなかった。それで、なんだか、リズムが狂い、言葉をまちがえて、よけいリズムが狂い、おかしなことをいってしまい、なんとか修正して語ることになってしまったのだ。さいわい、後半から持ち直した。だが意外にも子どもたちは身を乗り出してきいてくれたし、仲間にも、わたしが混乱して語っていることはわからなかったらしい。
繕い方がうまくなって、これもひとつの成長かも。いやいや、つくろわなくてもいいように、集中し、自分の言葉で語れるようにしなくては。
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