年齢にあったおはなし
H保育園、ストーリーテリングによるおはなし会。年長さんの予定が年中さんに代わった。
年長さんは歌の練習で他園へ行くことになったと、朝、おはなし会グループの会長のところへ連絡があったらしい。もう日程がくんであるので、日にちの変更というわけにはいかないようだ。前日に連絡をもらえばそれなりに準備できたのだが、朝の出かける5分前に知らせを聞いてはしかたがない。年長さんに予定していたプログラムで語った。
プログラム
おいしいおかゆ グリムの昔話
三枚のお札 日本の昔話 *
あなのはなし
年中と年長、1歳ちがうだけだが、ずいぶん集中力も、理解力もちがう。
「おいしおかゆ」では、おかゆがどんどんあふれるところで驚き、「あなのはなし」はずいぶん楽しそうに聞いていた。
でも、「三枚のお札」はいまひとつ。鬼婆がでてくるところや、小僧さんが寺に逃げ込むところはしんとして聞いた。だが、お話そのものがあまりよくわからないようだ。お話が終わってもぽかんとしている。わたしも、今年初めて語るし、練習不足で乗り切れず、とちってしまったり、うまくいかなかった。子どもたちに助けられてきた自分に改めて気づいた。
あとで先生から年中さんだとストーリーがまだ追っていけないという話を聞いた。絵本でも『どうぞのいす』『ぞうくんのさんぽ』のような繰り返しがあったり、わかりやすいものを楽しむ。また、動物が出てきたほうがイメージできやすいとの話もうかがった。
やはり年に合ったお話をしなくてはいけない。
「ひなどりとネコ」を語っていたら、もっと喜んでもらえたかもしれないと反省する。でも、練習なしで語るのも危険だから、まあ、仕方ない。
たいへん勉強になった。
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