おいしいりんごを召しあがれ
シルバーウィークが終わり、秋分の日が終わり、確かに秋の空だけれど、暑さがもどってきた。図書館、おはなしの部屋ははじめ1組の親子。お休み疲れで、図書館へは足を運ばれないかなと思っていたら、常連さんが集まりはじめて、5組の親子がきてくれた。
1歳児が3人と、2、3歳の男の子と女の子がひとりずつ。この男の子が、とても反応がよくて、こちらが読む前に絵を見て、絵本の文をいってくれる。文を知っているのではなくて、見たままにいっているのだ。その子も絵本もすごいなーと思う。
わらべうた にぎりぱっちり たてよこひよこ *
じーじーばー *
絵本 おかあさんどーこ? (えほん・いっしょによんで) わかやま しずこ作 童心社
絵本 つきのあかるいよるのおはなし (児童図書館・絵本の部屋) ジョン プレイター作 山口 文生訳
わらべうた にぎりぱっちり たてよこひよこ *
絵本 りんごがころん 中川 ひろたか文 奥田 高文写真 ブロンズ新社 *
絵本 りんご (母と子のえほん) 松野 正子文 鎌田 暢子絵 童心社 *
紙芝居 ひよこちゃん (ぴよぴよシリーズ) チュコフスキー原作 二俣英五郎画 小林純一 訳 童心社
紙芝居 おむすびくん (年少向けおひさまこんにちは) とよたかずひこ作 童心社
今日の子どもたちがとくによく聞いたのが、『おかあさんどーこ? (えほん・いっしょによんで)』と『りんご (母と子のえほん)』。
『おかあさんどーこ? (えほん・いっしょによんで)』は、ひよこやこねこ、こいぬ、こぶたがおかあさんどーこ?とさがして、だっこしてもらったり、おんぶしてもらったり、お鼻をくっつけたりする。きっといつも子どもたちはお母さんと同じことをしているから、ひき付けられるのだろう。
『りんご (母と子のえほん)』は、とっても瑞々しくておいしそうなりんごだ。文が「あかいりんご/まるいりんご」と、ごくごく普通のさりげない言葉なのだが、絵に描かれているのは紛れもなく「あかいりんご、まるいりんご」なのだ。この絵本で、反応のいい男の子は「あかいりんご」「きいろいりんご」とわたしが読むより先にいってくれた。このおいしそうな赤と黄色とピンクの3つのりんごの皮をくるくるむいて、切って、芯をとったところで、子どもたちに絵本からりんごをとってもらって、絵本の中の子どもたちといっしょに食べた。りんごの季節、家でもたくさん食べてね。
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