物語にたちいってはいけない本
もう秋風が吹き、桜の葉っぱに黄色いのが混じっている。今年は短い夏だった。
小さな子は2歳くらい、夏休みの小学生や幼稚園の子も合わせて子ども7人、大人6人。いつもより年齢層が上だ。最初大きな子向けのプログラムに変えようかと思ったが、やはり、2、3歳の子が多いので、そちらに合わせた。
プログラム
わらべうた いまないたカラスは *
絵本 ぼくのいす? すぎもと れいこ作 ふくだとしお・あきこ(accototo)絵 教育画劇
絵本 そらのおふろやさん (ぽかぽかおふろ) とよたかずひこ ひさかたチャイルド
手遊び 一本指のはくしゅ *
絵本 おつきさまこんばんは (福音館 あかちゃんの絵本) 林明子作 福音館書店 *
絵本 だあれ?だれなの? 今森光彦写真・文 東本願寺出版部 *
絵本 あそびましょ (ちいさなしかけえほん) かどのえいこ文 *
紙芝居 あかちゃんおばけとからかさおばけ (年少向けおひさまこんにちは) ムスタ祐子作 童心社
紙芝居 おおきなボール 村上桂子作 清重伸之画 教育画劇
「ぼくのいす? 」「あそびましょ (ちいさなしかけえほん)
」ともに、動物がてでくるので、小さな子たちは、一生懸命動物の名前をいう。少し大きな子は、その動物が何をするかを予想して楽しんでくれた。読み手の方も、きりんさんだね~などと、子どもたちに自分の言葉で語りかけずにはいられない。
「おつきさまこんばんは (福音館 あかちゃんの絵本) 」は、知っている子もいた。でも、しんとしてきいてくれる。この絵本の場合は、しんとした空気をこわしたくないので、言葉をはさめない。言葉を挟むと、絵本のなかにある物語が壊れてしまう気がするのだ。
絵本を読むとき、読みながら聞き手と会話していっしょに楽しむ本、物語に立ち入ってはいけない本があると実感した。
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