6年生の子が読みきかせ
雨のふったりやんだりが続いている。昨日は、お昼前に止んで晴れてきたのでお休みにした。今日は一日降りそうだと思っていたら、お昼休みがはじまる10分ほど前に雨が上がった。そのうえ、いつも一緒に読みに行く方がつかまらない。どうしようと思ったが、外遊びは無理だろうと思ってでかけた。
1年生の子を中心に2、30人集まった。読み手がひとりだと困るのは、子どもを落ち着かせる人がいないこと。でもまあ、聞きたい子はかぶりつきで座っているので、暴れたい子は放っておくことにした。
読んだ本
ピッツァぼうや ウィリアム・スタイグ作 木坂涼 セーラー出版
まじょのかんづめ(こどものとも絵本) 佐々木マキ作 福音館書店
へそもち (こどものとも傑作集 8) 渡辺茂男作 赤羽末吉絵 福音館書店
ふしぎなナンターラ イルソン・ナ作 小島希里作 光村教育図書
こぶたのブルトン なつはプール 中川ひろたか文 市居みか絵 アリス館
あめ じょあじょあ イ・ミエ文 田島征三絵 おおたけきよみ訳 光村教育図書
よくもまあ、あの喧騒の中でできたものだと思うが、子どもたちは騒音は気にならないようだ。しっとりときくことはできないだろうけれど、わいわいみんなで絵を楽しみながら読むというつもりで読めば楽しい。とくに『まじょのかんづめ(こどものとも絵本)』『こぶたのブルトン なつはプール』は、一生懸命絵を見ていた。驚いたのは『あめ じょあじょあ』。しっとりした文の、水の循環の科学絵本だから、今日は無理だと思ったのだが、なんとなんと、ふざけていた子も真剣なまなざしで絵を見、ことばをきいていた。低学年の子たちに、どうして雨が降るのかは、とても興味のあることなのかもしれない。
今日は掃除の時間をなくしてのロング昼休み。ロング昼休みのときは前半だけ読んで帰ることにしているので、帰る準備をしていると、6年生の子がきて、まだうろうろしていた低学年の子に「読んであげる」といって『まじょのかんづめ(こどものとも絵本)』を読みはじめた。上級生が読むとまた嬉しいのだろう。さっき聞いていた子も、絵本の前にすわって、じいっと聞いている。ああ、ここいうのいいなと思う。また、こんな機会があるといい。
« 「エパミナンダス」での気づき | トップページ | 朝の読み聞かせにおはなし2つ »
「雨の日のお昼休みおはなし会」カテゴリの記事
- 雨の日のお昼休みのおはなし会 3回目 子どもたちは面白い本を知っている(2017.10.06)
- 雨の日のお昼休みのおはなし会 2回目(2017.06.07)
- 雨の日のお昼休みのおはなし会 ほんとうにお久しぶり。でも来てくれてありがとう!(2017.05.25)
- 雨の日のお昼休みのおはなし会 1回目 2、3年生は覚えていてくれたね。(2016.06.16)
- 雨の日のお昼休みのおはなし会 5回目 子どもたちは物語をききたい(2015.11.02)
コメント