トリプルヘッダー まずはひとつめ
今日は、予定の変更があったり、飛び入りが入ったりで、おはなし会が3つ重なってしまった。
まずは朝の小学校読みきかせ。担当は3年1組だった。
プログラム
おはなし エパミナンダス ブライアント作 松岡亨子訳
絵本 ふってきました (講談社の創作絵本) もとしたいづみ文 石井聖岳絵 講談社
先週の予定が今週になったのだが、先生がご存知なくて、教室へ入るのが遅れてしまった。男の子がひとり、上靴をばんばんと床にたたいたりして、落ち着かない。本当なら導入のものを持ってきたいところだが、「エパミナンダス」なら楽しめるだろうと思い、最初に語ってみた。
まじめにきいていたが、バターがとけだすところで、後ろの方に座っている子たちがニコニコしだし、子犬をはっぱで包むところから全体に笑いがひろがっていった。先生もいっしょになって面白がってくださったのが嬉しい。
ほんのすこし時間があまったので『ふってきました (講談社の創作絵本) 』を急ぎ目で読んだ。はじめ靴をばんばんやっていた男の子が、「ふってきました」とタイトルをいったとたん、「きょうりゅうがふってくる」と、ナイスな突っ込みを入れてくれた。中表紙ではどんより曇り空で「いまにも ふってきそうな そらです」となっているので「雨がふるんだよ」とほかの子が言い返していたが、次の次のページをあけると、ワニがふってくるのだ。それから次々に動物が降ってくるのだが、子どもたちは、降ってくる動物の格好をおかしがっている。そうした場面は、急いでいるけれどゆっくりめくった。ラストのおちは先生がいちばん喜んでくださったかもしれない。
今日一日の気持ちのいい出発ができてよかった。
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